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「勝てる手法」を知ってるだけじゃ勝てないよね?

こんよすが~
今日は手法に関する話・・・ではなく、勝てる手法を見つけた後の立ち回りの話

論理的に勝てる手法はいくらでもあるが(現実的に勝てるものはほとんどないが)、それらを知ったとしてもすぐに勝てるようになるわけではない

それどころか「勝てる手法」を知っていても一生勝てないこともあるだろう

それはなぜなのか?
どうすれば勝てるようになるのか?

今日はそういう話
多くの人にとって役に立つだろうからぜひ最後まで読んでほしい


そもそも「勝てる手法」を勘違いしてる

「勝てる手法」と聞いて何を思い浮かべるだろうか?

多くの人が
「こういう条件が揃ったらエントリー」
「こういう条件が揃ったらイグジット」

というものを思い浮かべると思う

例えばインジケータを組み合わせて
「EMAがパーフェクトオーダーでBBがトレンド方向とは逆の3σに当たったとき」にエントリー
「EMA25に回帰、もしくはバンドウォークしたとき」にイグジット
という条件で勝てるとする(勝てないよ!)

そのエントリーとイグジット条件さえ知れば誰でも勝てることになる

楽勝!
FX最強!!

・・・

しかし皆さんご承知の通り、
いわゆる聖杯と呼ばれている、このような必勝の条件は存在しない


なぜならこれはオンラインゲームで、相手は人だからだ

明確なエントリーポイントが存在しているなら伸びる前に取ろうと先行が多くなってエントリーポイントに到達する前に値が動く
皆が買いだと判断しているときにひとたび下落すれば溜まった買い注文の相殺で大暴落する

相場は生き物であり、歴史と思惑が複雑に絡み合って構成されている

だから、聖杯が存在しない

そうなると、どうしても裁量が必要になってくる


裁量ってなに?

裁量とはインジケータや分かりやすい数値などで表せない取引手法のことを言う

たとえば
「トリプルトップだが、高値付近にいる時間がだんだん長くなっているから上抜けするだろうな」
というようなことだ
こういった判断を正確にインジケータにおこすことは不可能だ

プライスアクションやチャートパターンなどから読み取れる情報を元にとる戦略は基本的に裁量トレードになる

これらはプログラムできず人の目で確認するしかない
しかもパターンが非常に多くあり、それらを網羅するには検証と実戦での経験知が必須になる


聖杯が存在しない以上「勝てる手法」には裁量が含まれていて、
その裁量を身に着けるためには検証と実戦が必要となる

だからこそ、勝てる手法を学んだだけで勝つことはできない


投資において賢者は経験からも学ぶ

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という言葉がある
実はこの言葉は現在ではほとんど役に立たない
高度な情報社会になりほしい情報は誰でもググれば手に入れられる時代
「歴史」は求めれば一瞬で得られ、つまりは誰にでもでき差別化にならない

今の時代は「経験」にこそ価値がある

たとえばあなたがプロバスケ選手にシュートの方法を事細かに教わったとしよう
次の瞬間、あなたはそのプロバスケ選手と同じようにシュートができるようになるだろうか?

できないだろう

「経験」が足りていないからだ

歴史は必要だ
でも実戦には経験も必要不可欠だ


「勝てる手法」は歴史だ
しかし、それを自分のものにするには経験するしかない
過去相場検証、そして実戦を続けてようやくプロと同じ動きができるようになる


「勝てる手法」を知ることは大幅なショートカットになる

経験はもちろん大事だが、同様に歴史も重要だ
ここにおいて歴史というのは「勝てる手法」のことだ
いろいろな手法が存在しているので自分に合うものをぜひ見つけてほしい

今はネット社会で、自分のように手法を出している人も多いので「勝てる手法」自体はすぐに見つけられるだろう


問題はその後!!

その手法を元に検証や実戦を行い、調整する必要がある
そしてこれが難しい

どう検証すればいいのか?
どう調整すればいいのか?
そもそもこの調整はあっているのか?

それを一人でしなくてはならない

検証の仕方は過去のnoteにあげたので参考にしてほしい


もしくは私のように、手法を読んだ後のサポートをしている人に師事することをおすすめする

宣伝みたいになって恐縮だが、
「よすが式ダウ手法」で利益が出せなかったらサポート代返金する企画
というものを行っている

これも「手法、読んだ後の方が大変じゃない?」という気持ちから、いろいろと準備を重ねて作った企画だ

もし本気で投資に取り組みたいという人がいたら参加を検討してほしい

個人的な話だが、自分は専業投資家のグループを作りたいと思っている
正直、専業投資家ってマジで1日が暇だし、社会的に孤独だ
だからここから専業投資家が新たに生まれ、面白いことを一緒にできたら嬉しいと思う


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