180915天勉1

ジャズ勉強会で「Milestones」を取り上げました

話の流れで課題曲が決まっていく「ジャズ勉強会」
今回は、難しい「Milestones」
https://www.youtube.com/watch?v=k94zDsJ-JMU
ジャズ界の帝王、マイルスデイビスの曲です。
しかし、マイルスはこの曲以前にも同じ題名の全く違う曲を作ってます。
https://www.youtube.com/watch?v=c4euXuPTROc
前者はモード奏法で作られ、後者はビバップで、チャーリーパーカーに
拾われた頃の作品です。
マイルスの中にも歴史を感じますね!
セッションでは、黒本が出るまでは「マイルストーンやる」っていうと、
必ず「どっちの?」って聞き返されたものです。
私の中でも歴史を感じますw
さて、なんで前者のマイルストーンが難しいと言われるかというと、
テーマ自体がモーダルに書かれているからです。雰囲気違うでしょ?
アドリブも普通のドレミファじゃないんです。
それに対する言葉はコーダル。ビバップはコード進行によるめまぐるしいアドリブを特徴にしてます。
「どや、やってみい」という感じで、
コーダルに慣れた連中にモードをぶちかましたわけです。
このキャノンボールのアドリブはモーダルじゃないですね。
fascinating rhythmじゃないですか!
連中でさえも、モーダルが正直わかってなかったのかなって
偉そうですいませんが、思ったりします。
それに対してこのハンコックのアドリブは実にモーダル。
https://www.youtube.com/watch?v=2jX_Fdc4qts
まあ、そんなジャズもあって、モーダルって小難しいということが分かる程度でも良いと思いますw
ジャズ初心者はわけわかるコーダルな古めの作品から楽しんで、納得いく音を出していくのがいいと思います。
わけわからないのをわけわからない音で演奏されても、さっぱりわかりませんもの。

私はわけわからないのは嫌なので、時間かけて分析しようと思います。

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