天使の話(第32話)臆病の天使ティム
お話が複雑になってきたので、少し整理をしなきゃならないよね!?人はロン(寂しさ)を心の入れ物から押し出すために、最初はサド(哀しみ)を創るけど、サドは他の天使に変わっちゃうので、心の入れ物の中に長い間とどまることができないから、ホープ(希望)を創って、その中にドリィ(夢)を育てて、ホープ大きくしながら、ロンを心の入れ物から押し出そうとする。そして、そのドリィの基になるのかキュリ(好奇心)で、心の入れ物の中にいる天使達の話し合いによって、最初のドリィが生まれるんだったよね。その時に発言力が最も強いのがパッシ(情熱)で、でも実際はパッシが現れることは稀だから、どうしてもドリィを創らなければならない時には、カム(冷静な判断)によってドリィが創られる。でも、パッシがいてもカムがいてもドリィを創れないことってない?今のあなたはどう?その時って臆病の天使ティミディティが現れている時なんだ。ニックネームはティム。この天使は、キュリの星のように淡い光も、カムの月のように優しい光も、パッシの太陽のように強い光さえも、全てを隠してしまう雲のような天使なんだ。ティムが現れる時、人はドリィを創れなくなるんだよ。
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