万能サラダ「ピコ・デ・ガヨ」

テックスメックス料理で、基本となってくるのが「ピコ・デ・ガヨ」と呼ばれるサラダがあります。
このピコ・デ・ガヨはとても便利で、お肉と炒めれば「ファヒータ」という料理になり、アボガドと混ぜれば「ワカモレ」という料理になります。

牛肉のファヒータ


また、生のお刺身用の海老と混ぜれば、「セビッチェ・デ・カマロン」という料理になります。

セビッチェ・デ・カマロン


炭火で焼いたお肉と一緒にトルティーヤで巻けば「ブリトー」という料理になります。
そうそう。
タコスやタコライスを手軽に作りたいという方は、チリパウダーを購入すれば、タコスのもとを買う必要がなくなります。
チリパウダーは、チリペッパー、オレガノ、ガーリックパウダー、パプリカなどがブレンドされているとても便利なスパイスミックスです。
お肉に、チリパウダーをかけて、塩コショウするだけで、バーベキューのお肉が一気に美味しくなります。
ちなみに、チリパウダーと塩コショウを振りかけたひき肉をご飯にのせて、刻み野菜をふりかければ、簡単にタコライスが楽します。
ピコ・デ・ガヨをのせても美味しいです。
で、チリパウダーと塩コショウを振りかけた細切れ肉を焼いて、ピコ・デ・ガヨと一緒にトルティーヤで巻けば、本格的なタコスになります。
さて、色々便利なピコ・デ・ガヨですが、作り方はとても簡単です。
現地のオリジナルのレシピでは、チリハラペーニョ、トマト、玉ねぎをみじん切りしたものに、ライム果汁、塩、コリアンダー(パクチー)を混ぜれば出来上がります。
ただ、日本では生のチリハラペーニョが手に入りにくく、パクチーが苦手な人も多いので、僕は代用品を使っています。
チリハラペーニョは辛いので、代わりにピーマンを使います。
パクチーの代わりにバジルを使っています。
ライムも手に入れにくいので、代わりにレモン果汁を使っています。
以前、バンドメンバーとバーベキューをした時に、セビッチェ・デ・カマロンを作ったのですが、大好評でした。
肉の脂でギトギトになった舌に、セビッチェのさわやかな酸味がマッチしたらしく、とても喜んでもらえました。
ピコ・デ・ガヨは、カットするときに野菜が細かくなればなるほど美味しくなります。
とても便利で手軽にテックスメックスの気分が味わえるピコ・デ・ガヨ。
ぜひ試してみてくださいね。

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