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伊藤真試験対策講座『民事訴訟法』を読んだ - 2/15冊目

2冊目は全15巻の試験対策講座の第11巻『民事訴訟法』にしました。理由は、

1、司法試験予備試験の短答過去問を見て、会社法や民法と違い、条文に書かれていること以外の知識がかなり問われてるっぽいけどよくわからないというモヤモヤを解消したかったのと、
2、会社法に次いで行政法が全く分からなかったのを解決したいけど、民事・刑事訴訟法を経ずにいきなり行政法に移っても理解できんやろと思ったことと、
3、あと、前々から、一刻も早く民事訴訟法に取り組んで裁判記録を直接読めるようになりたいと思っていたから、

です。

伊藤真試験対策講座の『民事訴訟法』は、本文部分だけで548ページと鈍器ですか!ってくらい大部で、読むのに20日間もかかってしまいました。しかし、一通り読むと、

1、テキストの判例要旨を読むのがすごく楽になり、
2、昔、基本書数冊斜め読みして全く分かった気になれなかった民法や憲法の存在意義や意図まですっきり分かった感じになれたのと、
3、あと、法曹の資格を得た暁に自分に何ができるかをいろいろ妄想できたりして楽しくなれたのと、

とにかく、法律分からん!モヤモヤして分からん!という気持ちの悪い感じが全部吹き飛んだような、幸せな読後感でした。本を読みながら意味の分かった条文の箇所に鉛筆で書き込んでいたのですが、終わってみると条文のほぼ全てに大まかな理解も出来るようになっていました。冒頭で「条文に書かれていること以外の知識」と書きましたが、実はそのようなものは存在していなかったのかもしれません。

ただ、それにしても、今の1冊20日のペースだと、残り13冊を読んで基本の知識を得て、やっとスタートラインに立てるのに260日、8ヶ月以上もかかってしまうというのは大問題です。せめて6ヶ月以内で全範囲を概観して、一刻も早く論文試験のためのアウトプットができる戦略を立て、訓練を積みたいです。

1日10時間は必要かな・・。

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