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物事を柔軟的に考えることについて


僕は周囲に頭がいいな〜という人を複数人見たことがあるのですが、そういう人は大抵共通して柔軟的に考える力があるな、と感じます。

僕自身もそのように物事を柔軟に考えて頑固オヤジにはなりたくないなという風に思ったので一度物事を柔軟に考えることについて考えてみます。

結論、僕の意見としては以下の3つかなという風に考えました。

1.頭が硬くなく、柔軟に考えを再構築できる

2.一度固まっている答えが正義だと思わない

3.全く別目線から物事を考えることができる

一つ一つ考えていきましょう

っとその前に考え方とはなんだろうことについても考えます。

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考え方とは主に二つあって

1.どの視点から物事を見ているか

2.どの様な道筋で考えを進めていくか

の二つです。

この考え方にはその人のバッググラウンドが大きく影響しますし、生まれつきの考え方の違いも影響するでしょう。ですので考え方が違うのは当たり前という前提をまず受け入れるべきだと思います。では本題に移ります。

頭が硬くなく、柔軟に考えを再構築できる

最初に頭が硬いということを定義しておくと、

物事を見る見方が自分の正しいと思ったことに執着すること、そしてその見方を変えないこと

だという風に定義します。

そしてそのように見方、意見を変えることができない人は決まって物事の柔軟性が低いという風に言えると思います。

簡単に言えば頑固オヤジタイプのことでしょう。

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すこし分かりづらいですがこのような図描いてみました。

一人の人が四角が奥に隠れている手前の幕のようなものの影を見ています。

人はいろいろな立場や位置から物事を考えます。そして場所によっては物がに見えることがあるでしょう。しかし違う場所から見たときに三角に見えるかもしれません。さらに見方を変えるとそれが四角だったということに気づくはずです。このように見方をどんどん変えていけるかどうか、最初に丸に見えた時のままでいないこと、もしかしたら丸ではないかもしれないという気持ちを持つことが大切です。

一度持った考えが正しいという前提を持たずに再構築を繰り返していけば正しい本質的なことに近づけるのではないでしょうか。

一度固まっている答えが正義だと思わない

そして、柔軟性のある人は自分が今持っている意見が、たくさんある意見の中のたった一つということを理解しています。言い換えるのなら思考の多様性を理解しているということになります。

なので自分が持っている意見がたった一つの正しいことというような考えは決して持っていません。自分の意見と反するような意見を言われたときに

「おっ、もう一つの意見がきた」

程度の感じでまず受け入れます。そしてその後に自分の意見とその人の意見を本質的な物事の捉え方を保ちつつ比べる作業をします。

そしてもし他人の言っていることが100%正しくないことももしかしたらあるかもしれません。しかしそういう時も100%正しくないと考えるのは自分の考えだからその人にとっては自分の考えが100%正しくないかもしれないというような考えを持っているので決して他人の意見を否定することはありません。

しかしここで重要なのは否定はしないが議論はする、ということです。

議論はそれぞれの考えを掛け合わせながらより真実に近づけることができるということを理解しているのでなぜそう思ったのかや、その根拠はなんなのかということを聞き自分の意見とすり合わせていきます。そうすることでお互いの意見がより質の高いものにすることができます。

全く別目線から物事を考えることができる

そしてこの全く別目線から物事を考える力も大切です。

他人から自分の意見とは反するものを言われたときに、まず相手側になり切ってどういう経緯でその考えにたどり着いたのかを想像することです。

もしそれができたとしたらその時点で正反対の意見の持ち方ができたことになります。しかし人が持つ意見にブレがあってしまってはあまり良くありません。ですので自分の考えと正反対の意見を見比べた上で自分はどう思うかというようなことをする力が求められます。そうすることでその反対の考えも取り入れて磨かれた意見が出来上がるはずです。