本質について考える

本質とはなんだろうか、普段本質を考える機会なんてないが、ほとんどの人が本質を見誤ってることは間違いない。そこで本質の正体を考えてみた。

本質の正体

僕の思う本質の正体は、ある物事に影響している本当の要因である。さらに詳しくいうと、あらゆる本当の要因を隠すものを全て取っ払ったときに初めて見える物事や現象を作り出している一番多いなものだと思う。

本質を見抜けないのはなぜ

本質を見抜けないのはおそらく、あらゆる本質を隠すものがあるから。そしてその本質を隠すものは本質らしいような見た目をしていることが多い。だからその本質らしいものに惑わされてしまい、結果それが本質だと思い込んでしまう。また、一番目の前にある見えるものが本質だと勘違いしてします人も多い。しかし本質は見た目では見えないことが多い。だから本質を見抜くためには少しだけ工夫をしないといけない。

本質を見抜く人

そして本質を見抜くことが上手い人はどこに行っても効率的に解決策を見つけ出しすぐに成果を出してしまう。それはその人が行っている問題の解決策や練習方法が本質を見抜いていて、無駄がないからだ。だから本質を見抜くことがこれからの人生で圧倒的に楽に生きていくツールになる。そしてIQが高い人は大抵本質を見抜くのが上手い。常に物事がどのような因果関係で成り立っているのかを構造的に理解しているから頭の中ですぐに本質を見抜いてしまう。だからやたらとIQが高い人は成果を出しやすい。

本質を見抜く方法は意外と簡単

そして本質を見抜くのは意外と簡単ということに筆者は気づいた。天才でなくても本質は見抜くことができるし、少し練習さえすれば頭の中でも全て本質を見抜くことができる。

1.ひたすらwhyを連呼する

正直言えばこのwhyを連呼する練習さえすればもう何もいらないのではないかと思っている。なぜかというとこれだけで一生分考えることができるからだ。終わりを作らなければ無限大にwhyを続けることができる。もちろん本質は意外と近くにあることが多いから無限大に続ける必要はない。

具体的な方法はこうだ。

Q. 最近なぜ勉強に集中できないのだろう。

Why?→ 勉強をするときに他の物事に目がいってしまうから

Why?→ 近くにスマートフォンを常においていて気になってしまうから

Why?→ 常に友達からの返信を気にしている

Why?→ 友達から嫌われたくないからすぐに返したいから

という感じで勉強に集中できないのは友達から嫌われたくないという結論に至った。これはおそらく本質に近いものなのではないだろうか。

2.解決策を考える

そして本質が見えたらあとはその本質的問題を解決するアクションを考える。もしも本質を見抜かずに、自分には集中力がないからだ、という風に考えていたとしたらたどり着けない解決策を編み出すことができることが多い。

改善策はおそらく友達に勉強したい時間は連絡ができないことを前もって伝えておく、LINEならば連絡できない時間はラインできませんという風に呟いておく。もしくはそのような連絡をすぐに返さないと続かないような関係ならば切っておくというのも一つの手だ。

僕はこの作業をする前には確実に本質を見抜くことが必要だと考える。なぜなら解決策は本質を見抜いた上で作らないと的はずれになることが多いからだ。だから順番を意識して解決策を練ることに移るといい。

そして僕はこの解決策を考えるという作業を戦略を練るという風に言い換えてもいいと思う。そして戦略を練るという言葉は何かしらの力を持っているように感じる。戦略を練るということは何かしらの工夫が必要になってくる。普通の問題解決案では戦略にはならないからだ。

ぜひこの流れを意識して戦略を練るまでたどり着けるように心がけて欲しい。


番外編

人はおそらくほとんど何もしてない時は有益なことは考えていない。何かの問題解決方法を考えている人は少ないし、これからの人生についてを通勤時間なんかに考える人は少ないはずだ。しかし、そこで考えるかどうかが数年後に人生を大きく左右すると筆者は確信している。

なぜならばほとんどの人は何も考えていないから考えた人はすぐに考えていない人に差をつけることができるからだ。差をつけたら圧倒的余裕が生まれるし、余裕が生まれれば人生にプラスで何か幸せを求めることができるかもしれない。僕はそのように考えている。

具体的に考えるとはどんなことを指しているかといと、そのまま考えるのみ、だ。

そこで一つ疑問に思うことがあるかもしれない、それは誰でも常に何かしら考えているし常に頭は使っているよ、ということだ。

確かに常に過去を思い出して後悔したり、これからの不安なこと、そして幸せだった経験を振り返ったりすることは無意識にしているかもしれない。しかし筆者がいうのはそういうことではない、何か自分のためになることを考えるということだ。

何か自分のためになることならなんでもいい、これからの人生の不安についての本質を見抜くでもいい。今日朝食で食べるものが本当に必要なのか、そしてその食べ物でいいのか疑ってみるでもいい。雲はなぜ浮いているのか考えるでもいい、とにかく考えるとまず考える力が身につく。

そして気づくはずだ、周りから君よく考えてるね、それ今思いついたの?だったり、その考えは思いつかなかった、すごいね。だったり少しずつ効果が見えてくるはずだ。そして周りからこう思われるようになる。

この人は頭がいい、仕事を任せても安心だ。

これは何か高額な何かを払って手に入れたことだろうか?

いや違う、ただ何かを常に考えていただけだ。だからこそ汎用性があり、そして誰でもできる。だからこそぜひお勧めしたいのだ。

ぜひこれからの人生がよくなるようにこのテクニックを生かして欲しい。