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ピンチはチャンス

先日大学の卒業式がありました。人生で最後の卒業式です。小中高大と卒業式をしましたが、一番早く終わり、一番感傷的にならない卒業式でした。

ただ式の最中に、入学当初と比べると大人になったなあとふと感じました。実際どこが成長したのかはわかりませんが、たぶん人間として余裕が出てきた気がします。精神的に安定したんですかね。

あまり他人を気にしなくなったのも大きいと思います。僕は結構周りを気にするタイプで、周囲から浮くことを避けたいし、変に思われたくないと常に考えている性格です。どのタイミングからかはわかりませんが、徐々に自分に意識のベクトルが向くようになり、いい意味で自己中になった気がします。

卒業式の二日後、去年の3月から1年間続けていた不動産屋バイトの最終日でした。解放感や達成感などがえげつなすぎて店を出た瞬間からにやけが止まりませんでした。とんでもなく歌いたい気分になり、帰ったら絶対友達をカラオケに誘おうと思ってたくらいです。ただ風呂とご飯を済ませたら疲れが来て、歌唱欲より睡眠欲が勝りました。

この一年間は本当に自分でも頑張ったと思います。自分へのご褒美で帰りに三ツ矢サイダー買ってあげました。あんな美味い三ツ矢サイダーは人生で初めてでしたね。
バイト始めて3ヶ月くらいまでは本当に毎日憂鬱でしたし、これがあと一年もあるのかと絶望してました。徐々に仕事には慣れてきて、始めた当初に比べたら気持ち的に楽にはなっていましたが、それでも朝7時に起きた瞬間は最後まで憂鬱でしたね。

バイト最終日の夜、一番仲良くしてくださった営業の方から長文でメッセージが届いていました。その中で一番刺さったのが、「営業マンは毎日ピンチの連続やけど、言い訳とかで逃げないこと。ピンチをチャンスと捉えて向き合い続けたら結果は出る。」という言葉です。

僕は何か問題が起きた時、真っ先に逃げ道を考える癖があります。なんとかして隠蔽しようとしたり言い訳を考えます。そんな自分からしたら先輩からの言葉はかなり刺さりましたし、大事にしたい言葉だなあと思いました。今までは逃げて何とかしてきたことも多かったんですが、きっと社会でそれは通用しないし、いつか取り返しのつかないことになるんでしょう。
悪い癖を払拭してピンチから逃げない人間になるためにも、自分の中に碇シンジを飼って「逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ。」と言い続けてもらおうと思います。

ちなみにその営業の方は若くして営業成績トップなんですが、何がすごくて売れているのかずっと気になっていました。普段関わっていても細かい気遣いができる人だなあとは思っていましたが、きっとそれだけじゃなくて、仕事への向き合い方が優れているんだと思います。やっぱりどんなことでも真剣にまじめに取り組むのが一番ですね。

バイト最終日、マネージャーにご飯に連れて行ってもらった際、「仕事は遊びに来ているようなもん」とおっしゃっていて、めっちゃ理想の働き方やんと思いました。仕事を楽しみながらできるって多分めちゃくちゃ幸せなことです。きっとその域に達するにはある程度の年月がかかるんでしょうけど、そんなメンタルで働けるようになりたいですね。

大学もバイトも卒業して、とうとう社会人まで残すところは来週のタイ旅行のみです。大学の4年間が暇すぎたので、ある程度忙しくなる社会人がちょっと楽しみだったりします。
とりあえず26日からのタイ旅行、帰ってきてすぐの東京研修に向けてパッキング頑張ります。

来月からのnote社会人編もお楽しみに。






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