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いい卒業旅行だよな、これもな/タイ旅行その2

タイ旅行には学びがあります。like a 修学旅行です。

4日目
最終日です。朝起きた時、真っ先に早く帰りたいと思いました。4日目ともなると相当疲れが溜まってきてます。2日目くらいから鼻水は止まらない、喉は痛い、たまに頭痛、歩きまくって筋肉痛と体調は最悪です。

しかし自分も友達もやりたいことは3日目まででほぼコンプリートしていました。あとはタイ式マッサージくらいです。

まずはホテルの割と近くにあるワットパークナムという寺に行きました。そこは無料で入ることができ、エメラルドの天井が有名です。インスタでタイ旅行と調べたらおそらく最初に出てきます。

その後、友達が行きたがってた王宮料理というのを食べに行きました。豚肉いっぱいカレーって感じです。山田杏奈という女優が来たらしいとかで行きましたが、店員に聞いたら違う店らしいです。なんやねんそれ。

その後、今まででいちばん大きい寺のワットアルンの近くに行きました。結構入りたかったんですが、2人ともアユタヤ遺跡の過酷さを忘れられないので楽を取って行くのを止めました。

王宮にも行きました。入口が分からなさすぎて1周したのですが、多分2キロくらいはあります。広すぎて疲れた上に、入場料が500バーツ(2000円)と高く、金欠の僕たちは入れませんでした。

王宮を諦めたあと、昼食で入った店のおばちゃんが教えてくれたマッサージ屋さんに行きました。もうこの時点での僕のライフはゼロです。全身マッサージが30分で300バーツ、1時間で500バーツくらいですが、迷いなく1時間を選びます。ちょうどいい強さが快適すぎて普通に寝てました。せっかくなので足のマッサージもと思い、追加で1時間足も受けました。
友達と合わせて合計2000バーツ(8000円)ですが、僕が全て支払いました。友達がもうほぼお金がなかったのと、クレカが使えるのが理由です。クレカが使える店、そう魔法陣があるわけです。例によってお金が減らない魔法を使ってきました。来月、魔法が切れた時が怖いです。

マッサージ屋から出たら全身がとんでもなく軽かったです。それまでは重い足取りだったのが、ちょっと走ったりしちゃうくらい軽くなりました。

マッサージ屋から出たあと、バンコク最大級ショッピングモールのセントラルワールドとサイアムパラゴンに行きました。試食がたくさんあったので食べまくり、ちょっとお腹膨れました。
甘いものを試食しすぎたので、カフェに寄ってコーヒーを飲みました。一杯100バーツ(400円)です。普通にスタバやん。マドラーが欲しかったのですがマドラーが伝わらず、「クルクル」ってジェスチャーつきで言ったら笑われながら貰えました。そないおもろないと思います。

ショッピングモールを後にするともう夕方です。昼間入らなかったワットアルンですが、夕方に川の向こう岸から見ると夕日と合わさってとても綺麗らしく、そのスポットへ向かいました。普通に綺麗でしたね。

夕日バックのワットアルンを見たあと、近くにいたフランス人に声をかけてスリーショットを撮ってもらいました。その後、帰り道が同じで少し後ろに彼女がいたので声をかけ、話しながら駅まで行きました。
年齢は30でアジアを回って旅行しているらしいです。日本は来たことないらしいのでぜひ来てねと言っておきました。

これで観光は全て終わりです。
最後に3回目のトゥクトゥクに乗ってスワンナプーム空港行きの駅に向かいました。いいおっちゃんで写真いっぱい撮ってくれました。コップンカー。

こんな感じが僕たちの4日間の観光内容です。

そういえば僕たちのホテルの近くに椅子に座ってる女性がたくさん居ました。初日は何やろうと思っていましたが、同じ人が2日目、3日目といてピンと来ました。日本で言う立ちんぼです。座ってるので座りんぼですね。
一番ホテルに近いところにいる女性に3日目「Hey」と声をかけたのですが無視されました。諦めず4日目にも「You are beautiful」と言ったのですが睨まれて終わりました。別の座りんぼ女性に可愛いねと言ったら笑顔になってくれたのに。
あと座りんぼにタイ人はいなさそうでした。基本みんなヨーロッパ顔でしたね。


タイ旅行で人間としての幅が広がった気がします。よくインド行って価値観変わったとか言いますが、そういう事じゃないです。タイでの僕の行動が日本でやらないことばかりだったので、人としての行動や考え方の幅が拡大したって話です。

一番やったことは、そこらじゅうの女の子に可愛いって言いまくることです。タイ語で「クン ナーラック ナー」といいます。このフレーズを記憶しすぎてありがとうの「コップンカー」を忘れることも多々ありました。タイ人には二度と会わないし、周りに見られても恥ずかしくないので強気のメンタルでガンガン行けました。

僕が伝えたのは、チャイナタウンの山本舞香似の店員さん、セブイレの店員さん、夕日ワットアルンで写真を撮ってもらったフランス人女性、帰りのスワンナプーム空港の荷物チェック係お姉さんなどなどです。

ただナンパしただけかいって感じだと思いますが、違うんです。僕は可愛いと伝えるだけです。たまにツーショットも撮ってもらいますが。

可愛いと伝えて何がいいって、とんでもなく素敵な可愛い笑顔で「コップンカー」と言ってくれるんです。女の子は可愛いと言われたら本当に可愛くなると聞きますが、その通りだと思います。

可愛いと伝えるのは自分も相手もウィンウィンなので本当に大事です。タイで言いまくったので日本に帰ってからも自分の大切な人にはたくさん可愛いを伝えようと思いました。

あとは意外と英語でのコミュニケーションが出来ました。飲食店など簡単なやり取りなら余裕です。
夕日ワットアルンのフランス人お姉さんとも問題なく話せました。相手の第二言語が英語っていうのもあって、なんの問題もなくコミュニケーションが取れましたね。
結局基本的な単語とジェスチャーさえあれば、言語なんて伝わるもんですね。困ったら笑っとけばいいですし。「きっとこの世界の共通言語は英語じゃなくて笑顔だと思う」ですしね。

あとは値切り方も覚えました。とりあえず目標より安く伝えて、お互い目標金額に近づいていくって感じです。まぁ正直粘ることですね。簡単にOK出したらダメです。

そんなわけで大きな事故もなくタイ旅行を終えました。明日から新卒研修で東京なので、今は東京行きの新幹線内です。新卒ナーバスになる時間の余裕もありません。

「誰が相手でも関係ねえ、ぶちかまし帰るのが大前提」なので、40年間のサラリーマン生活1年目もぶちかましていきます。


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