プロジェクトで学ぶメンタルケア!
皆さんプロジェクト楽しんでますか?
12/10に発表会が終わり一安心の人も多いでしょう。これから成果報告書もあるので頑張っていきましょう。
さて今回はプロジェクトで学ぶメンタルケアということで、私がプロジェクトの活動を約1年やって来て、自身やメンバーのモチベーション維持やメンタルケア方法に関して幾つか知見が溜まって来たのでそれらを書いていけたらなと思います。
プロジェクト学習によって格差があると思いますが、作業量が多いプロジェクトでは、皆の士気が下がったり、メンタル的に来る人も多いかと思います。メンタルが低下すると作業効率は落ちますし、他の人のメンタル低下にもつながります。
※基本的に多くのプロジェクトはメンタル的には大変なことにはなりません。限られたプロジェクトのみ大変な作業量が必要なことがあります。
本題の前に自己紹介
アドベントカレンダーの投稿は初めてなので、知らない人も多いと思いますのでまずは自己紹介を。
情報デザインコース3年のよっすーです。
Twitterはよっすー(@Charlotte34342)でやってます。
私は2020年度の編入生でして、元々は函館高専の情報コースにいて、そこから未来大学情報デザインコース2年に編入学したわけです。
編入学といえば、高専から情報デザインコースに編入した場合、2年の変換できない単位と3年の必修が被ってしまい、3年生に2回やらねばならない仕様がありました。
しかし、私の編入した年からこの制度を解決するために2年次編入が設けられ、なんとか留年は防ぐことができるようになりました(致命傷)
高専の時から未来大生の友達が何人かいまして、編入して同学年になったこともあり、一緒にハッカソンに出たり、現在学内で使われているRALAFのデザインをしたりしています。
以下今まで制作して来た作品の一部になります。
まぁ自己紹介はここら辺にして、本題いきましょう!
1.メンタルぶっ壊れたらどうなっちゃうの????
まずはメンタル壊れちゃうとどうなるのかを紹介します。プロジェクト中これらの症状が出た方は、どこかでメンタルの限界がきているかもしれません。
布団から出られなくなる
やらなきゃいけないことがあるのに中々布団から出られません。出てきても作業はせずにぼーっとスマホを眺めます。
暴飲暴食
たくさん飲んでたくさん食べます。基本的にエナドリ飲んでますし、ジャンクフードが異様に食べたくなったり、深夜爆食をしてしまいます。
太ります。
過剰な喫煙
本当に気をつけましょう。私はプロジェクト期間で1日10本程度から倍の20本まで増加しました。最終的には肺が痛くなり本数を減らしました。
病みツイート
これは自分には該当しませんが、某SNSでしんどいBotになったり、プロジェクトのslackで精神病んでそうな投稿が多くなります。
連絡が取れない
slackの通知音が嫌いになります。ここまできたら末期です。通知音がなると何かに迫られているような感覚になることもあります。
2.メンタルが壊れる原因と解決策
プロジェクトの形態によって抱える問題様々ですが、ここでは私たちのプロジェクトで出た一例とその解決策について書いていきます。
A.時間の無駄使い
プロジェクトは本当に時間がありません。開発をしてる時間はもちろんですが、プロダクトを生み出す中で、アイデア出しや決め事の会議、イベント(自分のプロジェクトはスクラムを導入していたので)の時間などいくら時間があっても足りません。これは困った。
さらに今はzoomやdiscord、slackでいつでも連絡が取れるじゃないですか。いつでも会議ができてしまうんですよ。これが良くない。
「これ決めたいんだけど、、、」
「じゃあ会議しよっか」
「何時空いてる?」
みたいな会話が無限にありました。
ここで忘れて欲しくないのが、私たちは会議がしたいのではなく、プロジェクトに必要なことを決めたいのです。
さらに会話は続いて、、、
「この時間バイトで20:00以降なら」
「同じく」
「じゃあ20:00から2時間くらいで」
みんなのバイトや他の用事などを考慮すると会議ができるのが、20:00以降とかになってしまいます。
本当によくない!!
だって20:00以降は1日の中で最も好きなことができる時間ですよね?
この時間に会議しなきゃいけないのは精神的負担がヤバいです。
これは解決しなければなりません。
というわけで解決策はいくつかあります。
解決策1 会議の前に何ができるか考えましょう!
会議の前にドキュメントをまとめるとか各自考えてることをMiroやSlackにまとめるなど会議前にできることはやっておきましょう。
これで1時間くらいは削減できます。ドキュメントにまとめてるので会議も円滑に進みますし、ドキュメントにまとめるのは各自空いてる時間にできるので時間を有効活用できます。
解決策2 時間帯を変えてみる
基本的に夜の時間は避けたいところではありますが、昼や夕方は中々合わせれる時間がないのが現状です。そこで意外とお勧めしたのが、朝の時間帯です。意外と頭が冴えてるので結構話が進みますよ。頑張って起きましょう。
起きれなくてメンバーの欠員が多いようであれば、柔軟に変えていくのが良いでしょう(朝弱いのは仕方ない)
B.過度な作業量
プロジェクトは大体5人くらいなので、例えばアプリを作るとなれば、デザインする人、コーディングする人、マネジメントする人とかで分けられます。これが仮に2:2:1の割合で振り分けられ、それなりの規模のものを作るとします。どうでしょうか?
無理じゃないですか普通に
コーディングもフロント、バック、インフラとか領域は違うし、集まってるメンバーの得意領域によっても作業割合や内容が大きく変化します。知らない領域の勉強時間を含めると作業量は多くなります。
これは大変大変。本当に時間が足りなくなってしまうものです。
解決策1 削るとこはとことん削る
アプリを作る場合は、先を見据えながら「最悪ここは削れる」という機能を考えておきましょう。新しいものを作るんです。どこで実装が詰まるかわかりません。1週間かかる予定のものが2週間かかるだけで計画は大きく崩れます。そうなった場合を想定して機能に対して優先度を付け、様々な状況でもプロダクトの価値を最大限提供できるようにしておくのが良いと思います。
あくまでこれはチームが最大限提供できるという状況です。目標はもちろん全ての機能がしっかり実装できていることですが、目標のために自身の全てをプロジェクトに費やす必要はないです。
自分が好きなこともできて、プロジェクトにも貢献できるバランスを取った状態が前提です。ここ重要です。じゃないと飛ぶぞ。
C.自分の時間の確保
先ほども書きましたが、自分の好きなことができる時間が確保されている状況がメンタルの中では特に重要です。
鳴り止まないslack通知、迫る締め切り、授業や就活など、プロジェクト以外にもやらなきゃいけないことは意外とあって、自然と削るのは自分の時間になってしまいます。
解決策はただ一つです。休め!
削るならプロダクト見直して無駄な機能を削るんだよ!
遊んでも意外と間に合います。作業ばかりして正常な判断ができない中で作ってたらミスがあったり、判断を間違ってかえって時間がかかります。
予定の中で「ここは遊ぶ!」と決めておきましょう!
さらに各種連絡ツールで「この時間は遊ぶから作業できない!」と宣言しましょう。遊ぶと言えない雰囲気のプロジェクトは最悪です。
むしろ「ここはみんな自由で好きなことしよう」とか自分の時間が作りづらそうな人や作業が大変そうな人がいたら「休みなさい!」と指示しちゃいましょう。「これやって」は言えても「休め」って言える人は意外と少ないです。
オンラインの環境下だからこそオンオフのスイッチを皆で作っていくのが重要です。
終わりに
プロジェクトは大変です。これはどうやっても変えられない事実です。しかし終わらないプロジェクトはないですし、完成しなかったから悪いなんてこともありません。上手くいかないことも含めて学びなので悲観的になることはありません。
各自がベストパフォーマンスを出して納得できるのが重要ですので、しっかりコミュニケーション取って楽しくプロジェクトをやっていきましょう!
さて頑張るか...
明日は最近一緒に遊び過ぎてるAtriaが「技術系のなにかを書きます」と言っているので楽しみにしておきましょう。
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