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森へ行こう、外で遊ぼう

自分軸をしっかりと持っている大人はブレない強さがある一方で、正しいと信じて生きてきた自分の軸に、相手や周りを合わせようとしがちじゃない?

幼児期は、何でもかんでも吸収する時期でもあり、自分自身を作り上げる大切な時期でもあるから、自分でいろいろ考えたり行動したりすることも極めて大切だったりするわけです。

幼稚園という場所や環境がそれに越したことはないんだけれど、まさにそれに相応しい環境が『屋外』。しかも【自然】や【森】だというのです。

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<引用参考>北欧の森のようちえん リッケ・ローレンス著

自分がどこにいて、周りに何があり、他の人とどのような関係にあるのかを感じ、一つひとつ記録していくことが、脳の発達には不可欠だそうです。

 7歳未満の子どもは、みずからの体と感覚を使って学ぶ必要があり、動くことは、成長に欠かせないこと。遊びを通して、動き・感覚・認知能力が統合されるので、遊びによって学んだことをからだ全体で吸収するそうです。

『7歳頃までの子どもは、まわりの世界に自分のすべてをゆだねている。子ども自身が一個の感覚器なのだ。(中略)すべての身振り、表情、しぐさ、父や母の日々の所作は、子どもの内なる生命体に経験として共有される。この時期に周囲で起こることは、すべて詳細に、人生の啓示として脳に刻みこまれる。』

『この時期の教育は、周囲の人々が模倣すべき見本を示すということだけで成り立っている』・・by 100年近く前のルドルフ・シュタイナーの言葉より

だからね、7歳までは大人の価値観をそのまま当てはめようとしたり、大人みたいな扱いをしたりしちゃいかんのじゃないかなって思う今日この頃。



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