お膝の上はいつまでですか?
カメラ(スマホ)を持たずに園舎の中を巡回している時に限って、思わぬシャッターチャンスに遭遇することが多くて、急いで職員室にカメラを取りに戻るということがよくあります。
幼稚園では1クラスに1人の担任がいるわけですが、廊下を通っている際に羨ましいなぁと思う瞬間が、膝の上に子どもを載せている様子を目にした時です。こういう時間って、設定保育の前後というか、時間的にも余裕がある時間帯なのかもしれませんが、そういうときのお部屋は何とも言えない温かい空気やオーラが支配しています。
子どもたちの表情からも察しがつきます。もしかしたら、叱られたあとの『個別良し好しタイム』なのか、昼食時間のあとの『絵本タイム』なのか、みんなが同時にお膝に乗ることが出来ないけれど、きっとケンカにならないんですよね。子どもたちは、見た目こそちっちゃいけれど、いろいろ考えているし、感じているんですよね。今は、僕じゃないってわかるのかな?
そういう保育者とクラスの子どもたちとのつながりや関係性がとてもうらやましく感じる時があります。「抱っこしてほしい~」なんていつまでも言わないですよね。だから園長は甘いからすぐ抱っことかするし・・とか、抱っこ癖がつくからやるべきじゃないなんて、そんなの迷信ですよ!
「え~っしょうがないなぁ・・」といいながら抱っこしてあげます。そうして私自身が癒されて、エネルギーをもらっているなんてドラキュラやね。
ということで、お膝に乗りたいと言っている間は乗せてあげましょう。そう思っていてもママは忙しそうだから・・なんて、ちっちゃいのに気を使って、言えない子もいっぱいいるかも、だから、嫌がられるまでOKですね。
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