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言葉にするって、ムズカシイ?

先日第1回目の「大学入学共通テスト」が行われました。センター試験における国語科の平均点は、数年来50~60%で推移しているそうです。

「国語力」をどう定義するかによるし、センター試験の問題=国語力だとも個人的には考えていません。そもそも問題の質にもよる・・という声も聞こえてきそうですが、それはさておきいわゆる「国語力」について考えます。

日本で生まれて、日本人の家庭で育てば、日本語に困ることはないですね。「国語」って日本語だから、特に勉強とかしなくても大丈夫・・な訳ない?「日本語」が使えるイコール「国語」ができることじゃない事って、意外と衝撃の事実だという人も少なくないのではないでしょうか。

引用・転載元:
https://www.palkids.co.jp/palkids-webmagazine/tokushu-2102/
船津洋『理解力・思考力・表現力の高い子を育てる簡単な方法』(株式会社 児童英語研究所、2021年)

幼児期の子どもにとって、いわゆる「国語力」のもとになるのが「語彙」。いわゆる「ことば」の知識ですね、それを増やすのに最適なものといえば、やっぱり「絵本」ですね。大量の絵本に触れた年少児(2~3歳)ならば、平均的な年長児(5~6歳)並みの「語彙力」を持っていると言われます。

この差は、大きいです!言葉を知っている=知識や概念が豊富であるといえます。幼稚園でも、クラスで読み聞かせた絵本の数を集計させていますので3月には、どんな結果が出るでしょう?たくさん読み聞かせたクラスとそうではないクラスと、一概に比べることはできませんが、読み聞かせが少なかったクラスには、月に変わってお仕置きを!といいたいところですが・・

やはり「数はチカラなり」であります。とはいえ、子どもを惹きつけるような読み方をするあたりは、さすが私にはマネできません。変な抑揚とか顔芸的なアクセサリーではなく、本当に上手な読み方ってあるのだと思います。

読み聞かせに限らず、質・量共に優れたインプットを実践するためには、「最大の敬意を払い」「より多くの情報を与え」「より正確に子ども理解する」姿勢がポイントだといいます。(引用;上記コラム)

これって職員間同士も同じであります。デジタルDXが、全盛となりつつある現代においても報告・連絡・相談はきちんとする必要があると話しました。特に日本人は?付き合いが長くなれば「以心伝心」とか「空気を読む」とか「一を聞いて十を知る」とか「察する」といった文化的な構造になりがち。

今年度は「言葉にする」ことの大切さを職員に伝えるとともに、子どもたちにも、自分のことを自分の言葉で話す習慣をつけようと意識させています。日本人だからこそ、ただしく日本語で伝えられるよう、まずは「集まる場」を具体的につくり、「話す場」をつくり「共有」できるようにしています。

そういいながら、PAL KIDSさんを使った英語のかけ流し環境にも取り組んでいます。これは矛盾ではなく、ハイブリッドであります(笑)






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