素組み歴10年選手でも製作できる500円以内【溶岩ジオラマ】製作術を伝授します
どうも、こんにちは。
ヨシLABOです。
今回の記事では、
ジオラマ製作にちょっと抵抗が
ある人だったり
ジオラマの良さをまだ知らない人に
向けて読んで
頂きたい内容になっています。
〇ガンプラを製作していて、
10年近く素組みだけだったり
〇最近ガンプラを始めたばかりだけど、
本格的なジオラマには興味があったり
〇いままで簡単な汚しはしたことあるけど、ジオラマは手が出しづらいイメージがあるとか
【ジオラマは難しい】というイメージを
払拭する記事になっています。
材料は100円均一のショップで
手に入るので
いまからすぐにでもできますよ。
◇必要な道具と具体的なポイントって?
100円ショップで
手に入りやすいものをチョイスしてみました。
お近くの模型屋さん、
某ダイソーの100円ショップでも
売っていますよ。
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◇必要な道具
・ふわっと軽い紙粘土
(もしくはインテリアバークチップ)
・木製の正方形の箱
・木工用ボンド
・竹ぐし
・Mrカラー(赤、黄、白のラッカー系)
・Mr.フィニッシングサーフェイサー1500 ブラック(GSIクレオス)
・使いかけの平筆とか
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木製の箱はHGのような1/144サイズなら
100円ショップで売っている
11cm✖11cmのサイズで十分かと
思います。
MGの1/100サイズだと
フォトフレームなんかを使ってみると
いいですよ。
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おおまかな流れを先に説明すると
1,紙粘土を成形後木製ベースの上に貼付け、足場を作る
2,木工用ボンドで溶岩の土台付け、黒サフで塗装して乾燥
3,1色ずつ溶岩、岩場に徐々に色をつけていく
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という流れです。
作業時間的には乾燥も入れれば
1時間弱~2時間かからない
くらいになります。
休日にしか作業できない、平日は少ししか作業できない方には
取り組みやすいジオラマです。
◇木製ベースに成形した紙粘土で足場作り
ここで作る土台がキットの足場になったり
キットを支える支柱を取り付ける部分になります。
岩場をイメージして、紙粘土を成形していきましょう。
ステップ1;木製ベースに木工用ボンドを十分に塗りつける
そのまま紙粘土を貼り付けると、
乾燥時に剥がれてしまうので木工用ボンドで木製ベースと紙粘土を接着する
必要があります。
少し多めにつけることで、
安定性も増しますよ。
ステップ2;紙粘土を成形し、貼付け
この紙粘土が溶岩が固まった跡の足場になります。
形と配置はなるべく自然な形でランダムに配置してください。
ここでちょっとポイントですが
溶岩が固まると写真のように、
岩肌にも細かいギザギザな
模様がついていますよね。
ただ貼り付けただけだとのっぺりしてしまい嘘くさくなってしまうので
・デザインナイフ
・定規
先端が切り刻めるもので、
ランダムな岩肌になるように
切り込みを入れていきます。
(インテリアバーツを使った場合は不要ですが)
一定方向だと人間が加工したように見えてしまうので
縦、横、斜め、様々な方向から入れていくのがポイントです。
溶岩が固まる形状に規則性はないので
実際の写真とかを見て、イメージをつけてから切り込みを入れていくのがいいですね。
もしくは自分の完全イメージで
切り込みを入れていくのもありです。
◇溶岩の土台付け、黒サフで下地作り
ステップ1;木工用ボンドを岩と岩の間に流す
岩と岩の間に木工用ボンドを流して、
溶岩を描く土台を作ります。
ポイントとしては、木工用ボンドを
多めに流しておくことです。
多めに流しておくことで、
木工用ボンドが乾燥した時に
溶岩の隆起感が残りやすいので
「多くね?」
くらいに入れても大丈夫です。
結局乾燥すると、薄くなってしまうので。
合わせて
岩の周辺には全て溶岩が入り込むことを
イメージして
竹ぐしなどで全体に木工用ボンドを
塗りつ行けていきましょう。
ステップ2;黒サフで全体を塗装
木製ベースごと、黒サフで表面を
塗装していきます。
Mrフィニッシングサーフェイサーを
載せてはいますが
黒サフなら何でもOKです。
黒サフを吹いたら
風通しの良い場所に木製ベースを置いて
乾燥を待ちましょう。
◇1色ずつ溶岩、岩場に徐々に色をつけていく
ここから、岩場と溶岩を作りこんでいきます。
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岩場の塗装
色はグレー→白の順
↓
溶岩の塗装
色は赤→オレンジ→オレンジ(黄色み)→黄色→うす黄色の順
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の順で色付けをしていきます。
ステップ1:平筆で岩場をドライブラシ気味にグレー→白に塗装
溶岩が固まると、黒っぽいような、グレーぽいような色になります。
ポケモンのイワークを想像してもらえたら
わかりやすいと思います。
色付けをするときは、
グレーを塗ってから白を
ドライブラシ気味で塗っていきましょう。
ドライブラシっていうのは
筆をドライな状態で塗る塗装方法のことで
塗料をベタっとつけるのではなく
ティッシュやキッチンペーパーなどで
塗料を付けた筆を
一度軽くふき取った状態で塗ることです。
キットのサビ表現だとか、金属剥げ表現などにも使われますね。
ステップ2:溶岩(木工用ボンド)にベースとなる赤をベタ塗り
溶岩のベース色になるので、
真っ黒になった木工用ボンドに希釈無しで
赤の塗料を塗りつけていきます。
黒くした部分に隙間なく、塗っていくようにしてください。
ステップ3:黄色を混ぜた赤「オレンジ」を赤の内側に塗料を入れる
先に塗った「赤の内側」に黄色を混ぜた「オレンジ」を
足していきましょう。
赤の部分を消さないように塗っていくのがポイントです。
溶岩の色自体が1色ではなく、
何色も重なっているので
それを表現するためですね。
ステップ4:オレンジに更に黄色みを足して色を付ける
さらに黄色みのの強いオレンジをさきほど塗ったオレンジの内側に
塗っていきます。
ポイントとしては
・筆の毛先でポツポツと塗ること
ポツポツと塗ることで、溶岩が動いるような表現にするためです。
溶岩って「ぐつぐつ」と動いているような
イメージがありますよね。
この動いている状態を再現していきましょう。
ステップ5:完全な黄色を明るくなりそうな中心部に塗る
溶岩の色をよく観察すると
中央の部分に近づくにつれて黄色みが
強くなっています。
溶岩が集まって、滞留してるような場所の中心には
黄色を同じように「ぽつぽつ」
と色づけしていきましょう。
ステップ6:黄色と白を混ぜて、うす黄色を更に中央に塗る
最後の仕上げが、
黄色を塗った中央の一番明るくなる場所に
うす黄色を置くような感じで
色をつけていきます。
これも同じように「ぽつぽつ」と
色を落としますが、
うす黄色を極少量だけでOKです。
特に熱量が高い部分だけに付けることで
熱そうに魅せることが可能です。
溶岩の中心とか、溶鉱炉で溶けている鉄
の中心部とかって
めちゃくちゃ光って見えますよね。
塗ってみると、こんな感じになります。
以上が、【溶岩ジオラマ】製作術の
全工程です。
◇【溶岩ジオラマ】製作術まとめ
最後に【溶岩ジオラマ】製作術に
ついてまとめますと
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1,紙粘土と木工用ボンドで岩場と溶岩の土台を製作
2、黒サフで全体を塗装し下地を作る
3,塗装の色の順は
岩場はグレー→白で塗装
溶岩は赤→オレンジ→オレンジ(黄色み)→黄色→うす黄色の順で塗装していく
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といった工程で簡単に溶岩ジオラマを
製作することが可能です。
普通のアクションベースに飾ってみるのもいいですが、
趣向を変えて、自作した省スペースの
ジオラマにしてみると
臨場感がより出るのでぜひ挑戦してみてはどうでしょうか?
〇10年以上素組み、スミ入れ、つや消ししかしてこなかったり
〇塗装が上手くなりたいはずなのに、下手なのでとつい言ってしまったり
〇予算があまりないから、密かに低予算でも高いクォリティで作れるようになりたいとか
〇平面処理、パテの扱いがもっと上手くなりたいけど、中々良い情報に当たらない
とかあれば、
僕のFacebookグループでも情報を
共有していきますので
いつでもご相談ください。
ここまでお読みいただき
ありがとうございました。
ではまた。
ヨシLABOでした。
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