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ドライアイを改善し、潤いを回復する(後)

不定期連載 アポラクトフェリン(23)

ドライアイの原因としてよく挙げられるのは
環境要因です。
例えば、現在、国境を超え、環境問題で
あるPM2.5は眼に障害を与えます。
また、生活の中に浸透した
パソコンのモニターや携帯画面、
テレビ画面などを長時間凝視し続けると、
まばたきが減少して涙の量が減ります。
通常、まばたきの回数は
1分あたり20回程度ですが、
何かを凝視すると半分以下に減ります。

パソコンなどの画面から発せられる
特定の波長の光が、
目の焦点を合わせにくくし、
そのために眼が疲れやすくなるという
指摘もあります。
エアコンの効いた室内では、
やはり眼が乾きやすくなります。
日常生活のストレスが強いと、
さらに眼が乾くという研究結果も出ています。

ドライアイは加齢によっても起こります。
60歳になると、
20歳の頃と比べて涙の量が40%ほど減る
という研究報告があります。

このような時、
アポラクトフェリン点眼すれば、
潤いを回復することができます。
アポラクトフェリンの
ドライアイに対する効果については、
眼科医と協力して行った研究でも
認められています。
角膜の保護に役立つことも
確認されています(写真)。

アポラクトフェリンには強い抗菌作用も
あるので、点眼剤の他、コンタクトレンズの
洗浄剤への添加も考えられます。

参考文献
井上浩義
『アポラクトフェリンのすべてがわかる本』
アーク出版 2015年 pp.56 - 58

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