芸人が天才と称する東野幸治作「この素晴らしい世界」の感想

こんにちは

今日は紹介するのはこの本

この素晴らしき世界

「この素晴らしき世界」(東野幸治さん著)です。

「この素晴らしき世界」の概要

全人の芸人に対して、東野さんがひたすらいじり倒す作品です。

アメトーークでも話題になった品川さんや西野さんを初めとして、ピース綾部さんやノブコブ吉村さん、次長課長井上さん等錚々たるメンバーの他、関西を拠点にしている矢野兵頭の矢野さん、メッセンジャー黒田さん等もいじっています。

個人的に面白かったのは

・心配しない男、大西ライオン

8Pに5個くらい天然エピソードがあります。どれも秀逸過ぎて笑えます。
そして、そんなに天然なのに本人は、何事にも心配しません。そのアホさを東野さんが巧みにいじる形がめちゃ面白いです。

・アホがバレた男、ココリコ遠藤

めちゃイケのテスト企画で発掘されたのか、今はバカキャラとして名が通っている遠藤さん。
彼の天然エピソードもたくさん載っています。
Wi-Fiのことを「ウィーフィー」と読んでいたとか。笑

若いおバカタレントはたくさんいますけど、なんかうるさくておバカというより、世間知らずというレッテルを張られることが多いですよね。

でも芸人さんの、それこそ遠藤さんとか浜口さんとか本来世間のことを知っていなくてはいけない歳での天然って言うのが一番緩急があって個人的に好きです。

30,40歳まで自分のおバカに気づかずに育ってきてしまった人こそが、本当におバカタレントな気がして、面白いです。

・吉本イチの奇人、次長課長井上

井上さんの奇人っぷりはどこかで聞いたことがありましたが、まさかここまで奇人とは。笑

小さいものを紹介しておくと

・ペンのインクの「水性」は水で、「油性」はお湯で落とせると真剣に思っていた
・パンは手で叩き潰して、ぺったんこにしてから食べる。理由は、パンをふわふわにする必要なんてないから。
・平仮名の「ぬ」と「ね」の区別が難しい

とかとか。もっとパンチのあるエピソードが本著に紹介されているのでぜひ見てみてください。

「この素晴らしき世界」感想
めちゃ面白かったです。
以前、

出川さんは

芸人なら誰もが思っているだろう天才は、東野りん

品川庄司品川さんは

先日のアメトーークの東野プレゼンツ総集編で、東野さんは面白いMCとして世で人気だけど、もっとカリスマになって良い人

キンコン西野さんは

本著最後にある特別掲載で、芸人は人の良さと実力が評価されて売れるものだが、東野さんには人の良さがない。つまり、実力だけで芸能界の第1線を張ってる

などなど。もちろん視聴者の我々も面白いなと思って観ていましたが、芸人さんたちの評価はそれ以上です。

そんな東野さんの魅力が詰まったこの本、ぜひご覧ください!