個人的面白い漫画ランキング4位ナルトは血縁&師弟関係の大切さが感動を呼ぶ作品

最近漫画についての投稿をよくしています。

今年、ワンピースやナルト、進撃の巨人、鬼滅の刃から呪術廻戦まで売れてる漫画を1巻から次々と読破しました。

そんな僕が、

・絵の分かりやすさ
・主人公のウザさが少ない
(挫折が多くて、うまくいなかいことが多い)
・主人公以外のキャラのかっこ良さ
・展開の読めなさ
・パンチライン
・次回への語りしろ(伏線があるか否か)

の6軸を5点満点、つまり計30点満点で面白いマンガをランキングにしてきました。

順位はこんな感じです。

1位 ダイヤのA 23.5点
2位 進撃の巨人 21点(アニメだと23点)
3位 あひるの空 20点
4位 ナルト 19点
5位 ワンピース 19点
6位 左ききのエレン 19点
7位 テラフォマーズ 17.5点
(スラムダンクも面白かった)

そんな中でも今日は、4位の「NARUTO」について紹介していきたいと思います!

4位 ナルト 19点

・絵の分かりやすさ 3点
別に良くも悪くもという感じです。(アニメで見てしまった部分も多いからかもしれないです)

途中までは、割とリアルな戦術が出てくるので想像しやすいという意味で、戦闘シーンの意味わからなさはそこまで感じませんでした。


主人公のウザさが少ない 2点
(挫折が多くて、うまくいなかいことが多い)

中盤のどの戦闘にもナルトがしゃしゃり出てくるとこはそんな好きじゃないです。
(適切な言葉がなく、悪い言葉になってしまった、、)

よくあるジャンプキャラの典型です。

ただ、ナルトの悲しい過去とそこに逞しく向き合うナルトの心情を丁寧に描写しています。
その点では、弱みが見えるという意味で他の典型的ジャンプキャラより共感しやすいです。

主人公以外のキャラのかっこ良さ 5点

カカシ、自来也、シカマル。

この3人が個人的に非常に好きです。

カカシは終盤で周りの強さがインフレしてきたせいで目立たなくなってしまいましたが、序盤の強さは読者を興奮させます。

戦略を練る、相手の弱点を見切るのが得意で、勝ち方に納得性があるので、しらけずに読むことができます。

自来也は、エロ仙人と言われるくらい普段はふざけているのですが、人生観をしっかり持っていて、伝説的に強いです。

そのギャップに興奮します。
(僕の性格的に普段ふわっとしてる人が、真面目に何かをするのが好きなのかもしれません)

シカマルもギャップ系キャラです。
ナルトの同級生で、何事も面倒臭がり、テストの点もナルトと共に悪いです。

しかし、IQが200という超天才型。

戦略を立てるのが得意で、頭脳プレーで自分より強い敵を倒すのが爽快です。

しかも、彼も一忍者としての覚悟を持っています。
つまり、面倒臭がりで自己中っぽく見えますが、いざとなれば誰かを守るために自らが犠牲になる戦略を講じます。

その心意気にギャップ大ありでカッコ良いです。

他にも、親がいないナルトが結婚式に父役として選ぶイルカ先生も素晴らしいキャラです。


・展開の読めなさ 3点
大事な人が死ぬショッキングな展開って、少年漫画にはあまり多くないと思うのですが、ナルトではちゃんと描かれます。そういった意味では予想外の展開があると言えるでしょう。

その死を乗り越えて、各キャラはさらに強くなっていく姿はとても逞しく、カッコ良いです。


・パンチライン 3点
パンチラインとは、展開によってより効果を高めます。

ナルトには名言が多いので、今回は好きなフレーズ✖️好きな場面なものを紹介します。

画像1

画像2

面倒くさがりのシカマルが、自分より強い追っ手9人を引きつけて囮になるシーンです。

自分が死ぬかもしれないのに、囮になって仲間を助ける。性格とのギャップの大きさに、一気にシカマルが好きになったシーンです。

画像3

これは、ナルトの師匠、自来也が危険な任務で命を落とすシーンです。

ふざけた性格でありながら伝説の忍者の自来也は、自分の命を犠牲にしてでも、最強の敵のアジトに1人で入り、そして敵の秘密を暴きました。

死に際に弟子のナルトを想うのが写真のシーンです。

ここまで読んだ人にしか分からない感動なのですが、本当にこのシーンは守るべき人がいる人の強さを見せつけられます。

ナルトは名言というより、名シーンが多いです。血縁や師弟関係という時に揉めながらも、切れない縁で結ばれた登場人物たちの愛別離苦に涙を流す人も多いはずです。


次回への語りしろ 3点
血のつながりや師弟関係も交えた伏線があるため、次回への語りしろは割とあります。

あと、修行シーンに尺を使っています。
鬼滅とか呪術廻戦のような比較的すぐ主人公が強くなる最近の漫画とは違います。

僕はナルトのような修行シーンが描かれる方が好きです。
その中に、恩師の響く言葉があったり共感を高めたりできるからです。

そして、そのシーン達が伏線になり、語りしろになっていきます。

日本が誇る名作漫画、ナルトは非常に興奮するシーンが多いです。
それだけでなく、人生観を作り上げるような名シーンが多いです。

ペイン戦までは、本当に必読書です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?