「進撃の巨人」完結!最終話まで最高の作品だったと思う

「進撃の巨人」最終巻を読みました。

ストーリーが漫画史に残る面白さだったからか、多くの読者がその結末に期待していました。

が、やっぱり物語を締めるのは難しく、割と批判が出ている結末ということは知っていました。

が、僕としては、普通に最後まで面白い作品だったなと思いました。

今日は最終巻で印象に残った手をあげていこうと思います。


・もう一度、調査兵団の同期達が協力する胸熱感

僕は調査兵団時代のライナーが割と好きでした。
しかし、彼には色々と過去があり、そして壮絶な過去から悩みも生まれていて、個人的に陰の主人公だと思っていました。

そんな彼が、最後の最後でもう一度アニも含めて調査兵団の同期たちで、危機に立ち向かう姿は非常に胸熱でした。


・衝撃の伏線回収

ぜひ最終巻を見た後、1〜3巻辺りを見てほしいんですが、衝撃の伏線回収です。
しかも、ただ漫画内だけで伏線が回収されているわけではなく、主題歌やタイトルまで絡んでいるという細やかさです。

連載が続くかも分からないのにこの伏線の入れようは素晴らしい丁寧さですね。

以前、有名な小説家森沢昭夫さんとお話しした時もおっしゃっていましたが、伏線は回収仕切らなくてもいいからたくさん入れた方が良いらしく、まさにそれを実現してるなと思いました。

改めてもう一度、一から読みたくなる作品です。

・最後のダラダラ感がない

最終話に対する不評の一つが、ラストの説明不足感でした。
しかし個人的にはあの位ダラダラしてない感じの方が読みやすさを感じました。
特に僕が今よく見た漫画達は、ラストが大体ラスボス戦でダラダラと続く印象があります。
対して進撃はちょうど良かったんじゃないかなあと思います。


進撃の巨人、本当に名作だったと思います。
設定だったり、伏線回収だったり、人間模様だったり。
そして身に付ける道具(立体起動装置)を含めた戦闘シーンのかっこよさもアニメ映えして魅力の1つでした。

本作のような緻密な作品はなかなか現れないと思います。
本作もう一度1から見直していただいてその深さを体感したいなと思います。


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