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ヨッシャマングレートへの道

私の名はヨッシャマン。
はるか遠い宇宙から地球に遊びにやってきた。
本当の年齢はもう忘れてしまったが、地球人歴で言うと49歳である。(ピチピチ)
シリーズ投稿が終了してしまったので、改めて自己紹介をしてみた。

さて、彼女に振られ、山暮らしをしようという計画も頓挫し、どうしたものかと思案する日々であった。
もちろん、夢や目標がなくたって日々を楽しく生きていくことは出来る。
しかし、だ。もしも麦わら海賊団がワンピースという最終目的を持っていなかったらどうだろうか?その日その日の冒険を楽しむのは決して悪いことではないけれど、物語としては盛り上がりに欠けると思う。
何かに向かう、ということで「ハリ」が出るのである。
人それぞれ好みはある。ピンピンに張りつめているのが良い人もいるだろうし、まったりゆっくりほのぼのが至上という方もおられるだろう。多くはそのミックスで、「ハリ」と「ゆるみ」の塩梅を自分好みにするのがなかなか難しいように思う。

私としては、進むべき方向を差す指針がほしいタイプである。おおまかで良いので。
向かうべき場所があるほうが、ある意味楽でもある。余計な心配はせずに、道すがらを楽しめばよいのだから。
ざっくり言ってしまえば、私は目標があるほうが毎日にハリがあって好きなのである。

しかし、それが思い付かない。
これから何をしようか。何を目標にしようか。何を楽しもうか。
まるで満員電車の痴漢みたいに、そろ~っと方々に手を伸ばしたりしてもみたが、
(いくつか新しいことに挑戦してみたものの、という比喩の悪い例)
どうもしっくりこない。
内観をすることで新たな発掘もあるけれど、直接結び付くものはなかった。

こういう時にどうすればいいのか、私は知っている。
全部「ぺいっ」と放り投げるのだ。
そう。それはもう、テレビシリーズのエヴァンゲリオンの最終回なみに無責任に放り投げる。ぺいっと。結局、使徒ってなんだったんだよ!という疑問すら挟めないほどに放る。
分かりやすく言うと、考えるのをやめる。
あとは投げたコインが落ちてくるのを待つのだ。

そして、今日それが落ちてきたので今これを書いている。それは閃きという名のきらめきで、パッと頭の中が光る。

ヨッシャマングレートになろう。


ふざけてない。ふざけてない。
本当にそれが降りてきたのだ。


ちなみにもとネタはキン肉マングレートだと思う。

つまり、何かをやろうと思っていた私に対しての私からの答えは、「やろう」ではなく「なろう」だった。
「ある」でもなく、「なる」。

それは、進化という見方もできるけれど
私にはもう少し無目的に感じられた。
ただ、「なりたい自分になる」
彼はそう言っているのだろうと思う。

新しい冒険のはじまりだ。
シリーズのタイトルはシンプルにしよう。
「ヨッシャマングレートへの道」
The road to Yosshaman great
(英語表記合ってるかな……)

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