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パンピーが治安の悪い街でラッパーになった結果www 「INTRODUCTION」

2012年3月31日。7年前の昨日。
僕は「VOX」という町田のCLUBを退社した。

YOSROMANTIC。本名・神田芳朗

突然ですが、このnoteを読んでいる皆さんにとって「ラッパー」の印象ってどんなんですか?

こわそう?
喧嘩強そう?

なんか、悪いことしてそう?

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※画像はイメージです。

完全にそのどれにも当てはまらない、どこにでもいる普通の男は16歳の時、どうしてか地元をレペゼンする「ラッパー」になり、音楽活動をすることになる。

その延長線で19で飛び込んだCLUBのバイト。
27くらいで店長になって、31まで。
もちろんラップを続けながら。

今振り返ってもよく勤めたと思う。


東京・町田

当時「西の歌舞伎町」などと言われて、曲がりなりにも治安が良いとは言えない街だった。

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週末になると大通りにバイクの爆音が響く

南口はピンクの電球が道を照らす異国の情緒

ホストと客引きの喧嘩の声が繁華街に響く

真っ赤な服装や、真っ青な服装をした人たちが駅前にたむろしていて

「Yo!アニキ!」って言われて黒人に裏路地に連れてかれるとなかなか帰ってこれない

…まあ、コレ全部「当時」のハナシ。
今はそんな事ないと思うけどね。

とにもかくにも、そんな街で7年前、

僕は強面で屈強なやつらにかこまれて、
壮大に背中を押してもらってお別れイベントを終えた。

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※ラストイベントの様子。

お別れのステージの上で、皆が口を揃えてこう言ってくれた。

「俺、よしろーくんの事最初は嫌いだったけど、今は大好きだよ!」

僕には、気付いたらたくさんの仲間がいた。
「こわそう」「喧嘩強そう」な奴ら。
だけど気の悪い奴はそこには一人もいなかったんだ。

どこにでもいる一般人「パンピー」が、治安の悪い街でラッパーになった結果、俺には最高なホーミーができたってワケ


…ただそれまでの12年間は平坦な道のりじゃなかった。

危ない目にも何度もあった。
命の危険を感じたことだってあった。

僕の人生、そして町田のHIP HOPシーン。

見てきたものを包み隠さずここに書いていく。

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