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2024年 エプソムCの予想

■高速馬場で、ある程度の位置が必要

 春の東京開催16日目。この時期は例年、馬場の内側が悪化し、パンパンの良馬場ならば内を空けて走ることが多いが、今年はそこまで内側が悪化しておらず、内も頑張れている。ただ、それでも外が伸びているのも確か。高速馬場の時計勝負では外々を回るとロスが大きくなることから、内から2頭分ほど外を通すのがベストだ。

 また、このレースは外差し有利のイメージが根強いが、過去10年で、差し、追込馬が優勝したのは、断続的な雨の影響でやや時計が掛かった昨年のみ。逃げが1勝、先行4勝、中団4勝と、馬場が高速過ぎるとある程度は前の位置にいないと勝ち切れないので注意したい。2着を見ても6頭が逃げ、先行馬である。

 ただ今年は小倉大賞典3着時のように、逃げてタフな流れに持ち込みたい(18)セルバーグが出走しているので、それなりに流れると見ている。差し馬にもチャンスがあると見て予想を組み立てたい。

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