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「これからの生き方図鑑」 樺沢紫苑著作  の感想文

🟪本の紹介
この本ではこれからの生き方について著者が47通りの方法を挙げて参考にできるような内容になっています。
また、文章を読むだけではなくイラストよって簡略された解説もあり、図鑑のように毎日サッと見るだけでもできるようになっています。
🟪本の厚さ
厚い本は、苦手です。学生時代、専門書を枕ににしたこと。。。あります。友達と「このページで開くとこの厚みの紙の弾力が1番寝ごごちがいい」と自慢し合ったことも。。。あります。
ですが、厚めの本であるこの「これからの生き方図鑑」はさらっと読めます。
そこが、不思議でもあり、嬉しくもあります。それは各章の内容が要点がコンパクトにまとまっていて、イラストで文章の理解が間違ってないかも確認でき、次から次へテーマが変わりワクワクが続き気持ち良いほど読書がすすみました。
🟪私が気になったところ
第1章これからの「もっと幸せになる」生き方の中の
02 これからは、「ちょい難」に挑戦する
第2章これからの「もっと成長させる」習慣の中の
10これからは「行動できる人」になる
以上の2つです。
🟪暴露療法の限界
私はパニック障害に罹っています。生活の中でコントロールできるようになって通院は終わっています。ときどき、ドキドキすることに適応するために余裕がある時に「暴露療法」を実践している状況です。例えば電車に乗るとドキドキするなら、電車に乗ってみるですが、これはなかなか行動が安定しないのが悩みでした。結構できたり、できなかったりのムラはいなめません。
🟪ちょい難+行動ができる人
この本ではちょい難の説明に跳び箱5段飛べる人が8段飛ぼうとするのではなく6段をクリアすると書かれています。
いきなり達成しても続かない悩みがこの考え方を取り入れることによっていつも達成感が味わえることがわかりました。
具体的には目標は①電車に乗って、   
②目的地までお手頃料金で1番早く着く快速急行で行く(快速急行で過去悲しい事件も起きていて、乗り降りの開閉回数が少なく結構私には閉塞感あるので難易度高めなんです)
※いつも使う電車には特急、各駅停車、急行、快速急行の4つ種類があります
ステップ1・・・各駅停車に座って乗っていく
定着したら 次のちょい難
ステップ2・・・各駅停車と急行を組み合わせてのる
定着したら 次のちょい難
ステップ3・・・急行にのる
定着したら 次のちょい難
ステップ4・・・各駅停車と快速急行に乗る
定着したら 次のちょい難
ステップ5・・・快速急行に乗る
到着の時間の差はあるけれどこの考え方は全てが目的地に到着できます。
🟪ゼロヒャク思考よ、さようなら
体調によっては3ができるようになっていても2に戻ってもいいので、全体のステップも見通すこともでき、山登りでいう今は2合目、3合目のようなどこまできているのかも理解できます。そのお陰で「できる」「できない」の判断の偏りがなくなります。ゼロヒャク思考よ、さようならです。加えて、できなかったに時、落ち込む必要がなくなり、今までのように心を疲弊するようなことはなく、次の行動するエネルギーを生み出す余地も残ります

🟪幸せのパッチワーク
パッチワークはご存知ですか?
ハギレで同じ形にピース切って縫い合わせて1枚の綺麗な布にします。以前親しんでいたことあります。
ここのところなかなか気持ちを書けなくて悩んでいた3行ポジティブ日記が「しおんず」のメンバーさんのお手本を読んで気持ちに気づけるようになって書けるようになってきました
お陰さまで毎日幸せです
そのことは、1日の経験といういろいろな柄のハギレからお気に入りを選んで人生というパッチワークに縫い付けている作業と同じではないかと思ったりします
人生が終わる瞬間にその作品としてのパッチワークの布が美しく感じたら最高でしょう
🟪最後に
「これからの生き方図鑑」には、以上のように行き止まり思考停止になっている悩みにハッと気づき行動しやすくなる助っ人のようでした。
過去の厚い専門書はすでに処分していますが、この本はこれから、相棒として手元に置いて読んだり眺めたりして楽しんでみようと思います。

以上です
読んでくださりありがとうございます😊





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