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「マンガでわかる 神・時間術」の感想


 文字版の「神・時間術」を読了していたので、マンガ版では
どのように時間術が表現されているのか興味津々でした
読んでみるとマンガ版のストーリーは文字版にはない話が追記され、
産業医の朱音春子(しゅおん?先生のお名前のしおん?からですか?)さんがヒロインになってブラックな働き方に経営者、上司にメスを入れ、社員には樺沢先生のメソッドを伝えていき、実践されていく物語りに加え、先生の解説が入り読みやすくなっていました

「第2話メモリー・スピーダー/朝時間をフル活動せよ」が印象的でした
なぜなら、現在資格試験の勉強をしていて効率よく勉強をすすめていきたいからです
その中でも朝の時間を活用することをすすめる「TIME    HACK」の絵が特にインパクトがあり感想を書いてみます

まっさらな何も乗っていない机の上が朝の脳の状態
時間が経つにつれ脳が働いて本が増えていく
確かにそんなイメージが私にもあります。夕方になると身体が重くなります
このマンガ版の登場人物、頼まれた仕事は期待に応えたくなる性格の真宮さんは、徹夜を何日もすれば、脳の中の机の上に本が増え続け机がまっさらになることはないのです
結局本の重みで机が壊れてしまう、それは体を壊すことと、脳を壊すこと、つまり心の安定が保たれないことに繋がっていることが想像できました
したがって、夜、積まれた本がある机に、新しい本を積むよりは、朝、机の上が何もない状態に新しい本を積むことに注目すべきなんですね
作画に朝の机が「バッチコイ」と言っているのに爆笑しました


次にその説明の絵で印象があったのは、「Time  Hack」のことばです
ハックのイメージは「ハッキングする」 コンピューターの不正侵入のイメージがあってそれは違うように感じたので
辞書で調べてみたら、「Time  Hack」では見つからず「Hack」の意味に「うまくやりぬく」とあった。時間をうまくやりぬくの解釈でいいのでしょうか?

それが難しい
試験勉強のもっとも重要な課題です

そのため、その絵はすぐに役立ちます
なぜなら、絵の過程を想像しやすいからです
私は焦りが原因で脳が疲労します
したがって、今度、焦って勉強を進めていると気づいたら、今脳の中の机にはどのくらい本がのっているの?と自問してみようと思います。多いとなっていたらすぐ休む体制に変えます。これから、机を想像して適量を意識していきます

最後に第2章が私にとって受験生活に連動していることがわかりました。作画では、「人がなぜ疲労していくのか」も絵で可視化もでき印象に残りました。私の場合の期待は誰だったのか推測もすぐでき、この本で自分カウンセリングにもなります。
作品は、ふだん漫画に親しんでいる人達にも手軽に読めるような工夫もあります。例えばストーリーを勧善懲悪的なものによって悪の思考がわかるようにする(本来は自分でそれを感じとる)ブラック企業なのかどうか疑う道標(みちしるべ)になるかもしれません。命に関わる判断になるかもしれません。
そのことを通しても樺沢先生がこの「マンガでわかる 神・時間術」を伝えたい熱意も感じられる素敵な作品でした。

以上で終わります

余談ですが、
この第2話の話は実話です
なぜならば、私が新婚時代に夫がなぜか、新婚旅行から帰ってきたら遠くの職場に飛ばされまして。朝早く出て夜遅いという。。。。
なぜなんだろうね、と当時夫と話しておりました。上司の嫉妬だったんだとわかっただけでもマンガ版読んで有意義でした
もう、かれこれ30年前の話ですが、令和の時代でもあるのでしょうか?
日本の職場体質そろそろ変わっていってほしいですね

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ここまで読んでくださりありがとうございます😊