山﨑賢人さんにハマる

山﨑賢人にハマっている。

それは、又吉さん著の『劇場』と言う作品を観た事にはじまる。観たと言うのだから、映画となったそれを観たのだ。小説はまだ読んではいない。注目したのは主人公役の山﨑賢人さんだ。彼の変化に驚いた。これまでもこの作品もだが、彼はカッコいいし、容姿が美しいのは知っていた。が、思春期の子供達や恋愛物に興味のある特定の範囲の者達の御用達という感じだったのが、この私の領域にまで足を踏み入れてきたから、見ずにはいられないといった感じ。 私の領域だなんてどんな領域なんだと聞かれても答えられないけれど。とにかく、目の前に現れたと感じたのだから、そう表現させてほしい。

彼は成長している

と思った。彼自身がただ成り行きで変化しただけのものではなく、進化を自らが望んでそう成ったと感じた。そこに力強さや人間らしさを感じ惹かれたのだ。

それから私は、山﨑賢人出演の映画を何本か観る事になった。まだ全てを観たわけではないが、先ず云う事は、「ごめんなさい」だ。  ただ、容姿が美しく乙女の心を掴みやすいだけではない彼の真っ直ぐさや純粋さを感じたからだ。きっと彼のその性質に惹かれた大人たちが熱を発して作り形となったというシナリオを垣間見たから。大袈裟な表現だけど、それは言葉にするなら多分間違ってはないだろう。

彼の真っ直ぐさ純粋さが回りに影響を与えた。

ただの「アイドル」としか認識してなかった。だからごめん。ちがうか、謝ることではない。自分の誤りに気がついただけだ。

私は人生のなかで、目にみえないものの作用に良いも悪いも影響されてきたと認識していて、40代半ばの今でもその質や違いを細かく認識し続けているきっと、この世での私がなくなるまでそれは続くと思っている。このトピックに触れると取り留めのない話になるのでやめておく。こんな40代半ばの迷えるおばさんが彼を見ると、彼は、身体から、目からエネルギーを発していて、それは、真っ直ぐで良いものだ。ザックリとした表現しかできない未熟さがバレバレだ。ワインのソムリエが表現したならもっと別の言葉も出てくるのかもしれないが、あとは彼を観るあなたが感じればいいのだ。その

真っ直ぐで良いもの

は、どの作品を観ても放たれていた。人生と同じだ。どんなシチュエーションでもその人らしさは光るのだ。何のせいにもしない、ただ放たれている。圧倒された。40代半ばの迷える私はどれだけ周りのせいにしてきたか。周りのせいで自分は成らないと愚痴を吐いてきたか。どれだけ決めつけてきたのか。ほんとうに自分を見せられてしまった感覚。彼の作品を観ると高揚と共に心に影を感じるのはこのせいだ。

気づかせてもらってしまった。だから今度は『ありがとう』と言いたい。こんな世界の片隅にいる私にまで「真っ直ぐで良いもの」は届いたのだ。彼が自分を自覚し立ち上がり進化を求たからだろうな。まったくどこまで上から目線なんだと嫌味を言われそうだが、今の私の見解だ。私の感動をこのように表現させていただいた。

ありがとう



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