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【百年ニュース】1921(大正10)12月23日(金) 映画監督の山崎徳次郎が福岡で誕生。1944(昭和19)日本大学芸術科映画科卒業。1954(昭和29)大映から日活に移籍し,1959(昭和34)『事件記者』シリーズ,1960(昭和35)『霧笛が俺を呼んでいる』。1969(昭和44)長年構想を温めた『荒い海』を発表。2000没,享年77。

映画監督の山崎徳次郎が福岡で誕生しました。1944(昭和19)日本大学芸術科映画科を卒業したあと、大映に入社し映画界に入りました。

1954(昭和28)年公開の映画『雁』(森鴎外原作)では、豊田四郎監督のもと助監督を務めます。翌年同じく豊田四郎監督の『或る女』でも助監督を務めますが、大映から日活に移籍することとなりました。

日活では市川崑監督『青春怪談』、古川卓巳監督『太陽の季節』で助監督をつとめたあと、1959(昭和34)年に『事件記者』シリーズで監督を務め人気を博しました。1960(昭和35)年には赤木圭一郎主演の『霧笛が俺を呼んでいる』や、小林旭主演『南海の狼火』などを監督しました。

1968(昭和43)年に日活を退社し、真珠舎を設立しました。翌年には長年構想を温めた『荒い海』を発表しました。2000(平成12)年に死去、享年は77歳でした。

映画『霧笛が俺を呼んでいる』(1960)
『霧笛が俺を呼んでいる』の赤木圭一郎と吉永小百合
映画『荒い海』(1969)
日活アルチザン 山崎徳次郎の仕事



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