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【百年ニュース】1921(大正10)6月27日(月) 合気道の2代目道主,植芝吉祥丸が誕生。早稲田高等学院から早稲田大学政経学部に進み,卒業後は新日本証券に勤務する傍ら,父の植芝盛平(合気道創設者)に代わり合気道本部道場の道場長を務める。1967父盛平逝去により道主を継承し発展に貢献。1999没,享年77。

合気道の2代目道主、植芝吉祥丸うえしばきっしょうまるが誕生しました。合気道の創設者で開祖と呼ばれている植芝盛平うえしばもりへいの三男です。開祖盛平は吉祥丸が生まれた当時、宗教団体大本おおもとの実質的教祖であった出口王仁三郎でぐちおにさぶろうに深く帰依しており、一家を率いて大本の本拠地京都府綾部に移住、吉祥丸もそこで生まれました。

のち吉祥丸は早稲田高等学院から早稲田大学政経学部に進み,卒業後は新日本証券に勤務する傍ら,父の盛平にかわり合気道本部道場の道場長を務めました。1967盛平の逝去により道主を継承。のち海外進出に成功するなど合気道を普及に貢献しました。1999没。享年77。

植芝吉祥丸

植芝盛平

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岡本洋子『Out of the World 武道は世界を駆けめぐる』あいり出版,2019


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