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【Voicy】5歳の娘が予想する来年のスーパー戦隊 #スーパー戦隊(2021.10.7放送)

こんにちは、吉塚康一です。私は会社経営の傍ら近代史を研究し、「百年ニュース、毎日が100周年」という放送をお送りしています。最近は脱線してエッセイ風の放送になっていますが、本日は大幅に脱線しまして、「5歳の娘が予想する来年のスーパー戦隊」というテーマで放送を収録してみたいと思います。よろしければ最後までお付き合いをお願いします。

さて本日は「#スーパー戦隊」とうことですが、私には子供が三人おりまして、上から長男9歳、長女7歳、次女5歳ということになります。長男はスーパー戦隊には興味ありません。彼は小さい頃から,ファンタジー的なものと言いますか,リアルに存在しないものには何故かほとんど興味を示さないんですね。一方で下の二人の女の子は,プリキュアも大好きなんですが,なぜか仮面ライダーや,そして今回のテーマの「#スーパー戦隊」も大好きなんです。

現在放送されているのは「機界戦隊ゼンカイジャー」。今年3月からスタートしまして,来年の2月までの放送予定です。初代は1975(昭和50)年から2年にわたって放送されました「秘密戦隊ゴレンジャー」、こちらから45作目になるということだそうです。ほとんど内容は変わらないんですが、毎年リニューアルして、新しいグッズ、おもちゃを販売するという手法。これは様々なビジネスでよくみられるわけですが、ビジネスモデル用語で言うと「計画的陳腐化」と呼ばれています。

ちょっと解説しますと「計画的陳腐化」を初めてマーケティングに導入したのは、1920年代のゼネラル・モーターズ(GM)と言われています。伝説的な同社の社長、アルフレッド・スローンが開発したとされています。製品の寿命を人為的に短くするために、短期間のサイクルで新製品を市場に投入して、旧製品が陳腐化して見えるようにするように計画し、新製品の購買意欲を上げる手法です。1923年にGM傘下のブランドである、シボレーが年1回モデルチェンジする形態になったのが、計画的陳腐化の発祥とされています。

現在でも自動車は大きなモデルチェンジのほかに、短期間でマイナーチェンジを繰り返して、人為的に製品が古くなるように演出するという方法がとられています。プリキュアや仮面ライダー、そしてスーパー戦隊などは、この手法をふんだんに活用しています。最近では1年サイクルをさらに短くするために、当初4人だったプリキュアに、半年後もうひとりプリキュアが加わって5人になり、前半に発売された4人だけの商品が古く見えるような仕掛けも出ているようです。

ということで今後も毎年新しいスーパー戦隊が誕生する訳ですが、最近は娘たちと来年のスーパー戦隊を想像して遊んでいます。7歳の長女と5歳の次女を比べると、小さいの方の5歳の次女なんですが、やはり年齢が少ないぶんですね、大人にはない創造性といいますか、枠にとらわれない発想がありまして、娘の想定するスーパー戦隊を聞いて大爆笑してしまいました。

5歳の娘が予想する来年のスーパー戦隊ですが2つありまして、ひとつは一緒にお風呂に入っているときに言い出したのですが、「おふろ戦隊ぽかぽかじゃー」。メンバーは「ぽかシャンプー」「ぽか石鹸」そして「ぽかお湯」って言っていました。テーマソングは「インドのおふろだ、ぽかぽかじゃー」だそうです。そしてラストの敵の倒し方なんですが、敵をお風呂に入れて、ぽかぽかになって気持ちよくなったところで、毒入りコーラを飲ませる、というものだそうです。正面から戦わないところが、ヒーローっぽくないんですが、確実に倒せそうな戦法です。

もうひとつのアイディアは「エアコン戦隊れいぼうじゃー」なんですが、敵の倒し方は、エアコンの温度がちょうどよくなって、気持ちよくなったところで、毒入りコーラを飲ませる、と。

宮崎駿監督が「子供の未来と言うが、子供の未来は残念ながらつまらない大人なんですよ」と言いましたが、本当にその通りで子供の発想力の豊かさはすごいものがあって、常識的な大人の発想は本当につまらないなと思わされました。

ということで、本日は「5歳の娘が予想する来年のスーパー戦隊」というタイトルでお送りいたしました。くだらない話で申し訳ありません。実験的にいろんなテーマで話してみようと思っています。そして是非是非フォローを宜しくお願い致します。以上「100年ニュース」「毎日が100周年」吉塚康一でした。ご機嫌よう。


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