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【百年ニュース】1921(大正10)4月28日(木) ガラス工芸家の藤田喬平が東京府豊多摩郡大久保町で誕生。東京美術学校卒。のちイタリアのベネチアで学び,色ガラスと金箔を混ぜた飾筥で独自のガラス工芸の分野を確立し「現代の琳派」と評された。2002(平成14)文化勲章を受章。2004(平成16)没,享年83。

ガラス工芸家の藤田喬平が東京府豊多摩郡大久保町で誕生。東京美術学校(現在の東京芸術大学美術学部)で彫金を学ぶが途中でガラス工芸に転向。日本の伝統美をガラス素材で表現しようと志し、ベネチアン・グラスなど欧州のガラス技法を学びました。

色ガラスと金箔を混ぜた独自の心象的ガラス工芸である「飾筥(かざりばこ)」で、独自のガラス工芸の分野を確立し、「現代の琳派」と評された。1989(昭和64)「春に舞う」で日本芸術院恩賜賞を受賞、2002(平成14)文化勲章を受章。日本ガラス工芸協会会長を長く務めました。

2004(平成16)肺炎のため死去,享年83でした。長男の藤田潤もガラス工芸家。宮城県松島町に藤田喬平ガラス美術館があります。

NHK人物録「藤田喬平(ガラス造形家)」絶えず動いていて,それが固まっていく瞬間がガラス。それをうまくつかみたい。

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