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【百年ニュース】1920(大正9)9月18日(土) 皇太子裕仁親王の欧州訪問予定の延期が伝わる。山縣有朋の発案により将来の天皇就任を見据え海外見聞を拡げる目的で半年間の東宮外遊が計画され,10月初旬発-翌4月初旬帰朝で準備進行中だが,母親の貞明皇后の反対で翌春まで延期となる。

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皇太子裕仁親王

貞明皇后

同日,皇太子裕仁親王には秋の陸軍特別大演習(11月)の予定が入った。

「この日(大正)天皇より,皇太子を今秋第12師管下において挙行の陸軍特別大演習に差し遣わせる旨の御沙汰が下される。20日,東宮大夫浜尾新より,御沙汰の伝達を受けられる。」

『昭和天皇実録(1920年9月18日条)』


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