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【百年ニュース】1920(大正9)11月5日(金) 日華実業協会が華北飢饉救済のため義捐金募集を決定。会長は渋沢栄一会長,副会長は和田豊治と藤田平太郎。中国華北5省で旱魃により深刻な飢饉が発生。当初は現物の米(10万石)で援助する計画だったが,金銭援助に切替えた。同年12月までに6万4,000円余り集まる。

「渋沢栄一、和田豊治来訪、支那関係実業家の相談なりとて、漢口より撤兵すること支那北方飢饉につき、政府所有米より十万石を救済に差し出さるるようありたし、その節は運送などの実費は実業家にて負担するも可なり、また黄河の改修を企てては如何とその意見書持参につき、黄河のことはなにぶん大変の費用を要すべく、その他のことは考慮すべく、政府においても飢饉救済等は話題に上りおれりと返答したり」

原奎一郎編『原敬日記 第五巻 首相時代』福村出版,1981年,286頁(1920年9月22日条)

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03渋沢栄一2

04和田豊治

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渋沢栄一3

原敬3


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