【百年ニュース】1920(大正9)9月1日(水) 文部大臣官邸で開かれた帝国美術院の会員会議が紛糾。院長は森林太郎(森鴎外)。秋の帝展の審査員が決定に至らぬ異例の事態に。大御所日本画家らによる私情を交えた情実審査に不満を抱く洋画部が,9月末に脱退を表明する騒動に発展。帝展自体の廃止論も飛び出す。

画像1 帝国美術院長の森林太郎(森鴎外)
画像2 官展審査員選定の総会ついに纏まらず
画像3 美術員の監査ぶり
画像4 帝国美術院展覧会を廃止せよ

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