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長い夜が明けて~See the Light

Maison book girlというグループについて、狂ったテキストを書こうと思った。

以前、コショの新グループ『MAPA』スタート時にも少し触れたが、実際のところブクガのワンマンについては数えるほどしか行けていない。殆どがフェスや対バンイベントやリリイベの類いだった。どのライブが最初の出会いかすら定かではないけど…2016年頃に新宿motionや、下北沢のライブハウスで観たのが記憶に残ってる。

恐らく真面目にブクガ目当てでライブに行こうと思ったのは徳間でメジャーデビューが決定してから、リリイベのスタッフが見知った人間椅子のスタッフと被っていた事もありホーム感あったのが嬉しかったし、当時のアイドル界隈のオタクの曲中に「ジャージャー」騒ぐのが苦手だったので、ブクガのライブの楽曲と観客のクラップのみが響く空間が心地よくて大好きでした。

自分が大森さんのオタクだった事もあり、ハイパーカウントダウンやビバラポップ!を含め色んなイベントで一緒になる度に定点観測的にブクガが大きく成長していくのを見る事ができたし、プロデューサーのサクライさんを見る機会も多かった。大きなさんの立ち上げたZOCがekomsに所属してからはZOC初期はグッズが無かった事もあり、よくブクガTで現場に行って逆にekomsスタッフに「え?」と驚かれた記憶もある

コロナ禍になってから、なかなか現場に行ける機会が減ってしまい『いつかブクガ現場に復帰した時のために』とグッズや音源だけは買い続ける日々だったが結局、再び現場で観る事は叶わず活動終了となった。

ブクガの中で個人的に一番好きな曲が「長い夜が明けて」という曲なんだが、楽曲のドラマチックさと、これがライブ映像の中でも一番生々しく歌っているメンバーの姿が観れるので何度も繰り返し観てしまう。

コロナ禍で観に行けなくなったまま活動が終了してしまった時期を夜とするなら、その後に復帰宣言をしてクラウドファンディングを行い昭和歌謡カヴァーを含むCDをリリースした矢川さん、MAPAを結成し精力的にライブをしているコショを観れるのはやっと夜明けを迎えられた気分すらある。

先日、鶯谷のキネマ倶楽部に矢川葵さんの1stワンマンライブ「See the Light」を観に行ってきた。自分もクラウドファンディングにも参加して待ちに待ったライブでの御披露目の場だったが…この日に合わせて友人が、自分が昔さんざん着倒したブクガTとパーカーをリペアして纏めくれた。

MAPAのリリイベの時にコショがMAPA衣装の背中の赤い部分を指して「私もyume背負ってるから」と言ってくれた事をインスパイアして自分もyumeの時の赤いベッドを背負ってみた。新しい活動の御披露目の場に昔のグッズ引っ張り出すのも気が引けたが、自分の中で区切りをつけれた気がする

奇しくもこのテキストを書いてる数分後は矢川さんの誕生日である4/1になる。帰ってきてくれてありがとう。おかえり葵ちゃん、さよならMaison book girl


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