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理系の大学院生(M1)。周囲が就職して身を固める中、未だ何者でもない自分にほのかな焦り…

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理系の大学院生(M1)。周囲が就職して身を固める中、未だ何者でもない自分にほのかな焦りを感じている。

最近の記事

友人に借りた本(1章)

吉田です。 今回、幸福について論じている本を友人に借りて、この本において定義されている幸福とその構成要素について定義している一章を読んだのでまとめます。 この本において幸福とは、明確に言い表すことは難しく、敢えて表現するなら「死んでいるよりはマシな状態」とされています(多分)。 そしてこの幸福を構成するのは三要素。 1. 自分が何者か(能力や人格など) 2. 何を持っているか(金など) 3. 他人からどう思われるか(地位、名誉など) です。 そしてこの本では、幸福

    • 「弱キャラ友崎くん」を読んで(二巻まで、致命的ネタバレは無し)

      吉田です。 先日、久々にライトノベルを購入いたしまして、とても素晴らしい作品だったので、こちらに感想というか、すごく良いなと思った点、ここをこうすればさらに凄まじい完成度になりそうだなと思った点、もし自分が創作活動をするならどうするかといった点、以上三点についてまとめたいと思います。 現役でご活躍されている作家様に対して恐れ多いことこの上ないですが、路傍の小石の覚え書き程度に捉えていただければ幸いです。 良いところ ・前半で紹介した理論や要素、伏線を後半で消化して話を

      • 執筆録

        吉田です。 友人がこちらで執筆報告をしているようなので、私もこちらで創作関連の報告をしていこうと思います。 昨日までも作業していたのですが、詳細を忘れたので今日からスタートと言うことにします。今日もとりあえず最低2000字ほどは書けそうです。つーか書き始め部分って世界観、状況説明とか大量に入るから、文字数の割に話がぜんっぜん進みませんわ。やばみざわ。

        • 努力の目的化

          前回、いきなり本文を書き出してしまいましたが、友人の記事を拝見したところ、どうやら名乗りから入るのが定石のようですね。 皆さんこんにちは、私のことは吉田と呼んでください。 では本題に入りましょう。 今回は私の特性について書いてみようと思います。 そのうちまとめようと思っていますが、私の人格の変遷は割と癖が強いので、各時期を取り上げていると話が長くなってしまいます。そのため、ここではある程度価値観と自意識が確立された高校以降についてお話しします。 私は初め、幸せになりたい

        友人に借りた本(1章)

          ゴキブリと私

          このところ、よくゴキブリを見かける。 夜の街路で、裏路地で、はたまた店の前でもだ。 大きさや種類は定まらないのだが、彼らに共通しているのは、私を警戒する様子が全くなく、私の前に姿を現しては悠然と闇に消えていくことだ。 初めこそ気にもとめなかったのだが、あまりにもこういった現場に居合わせることが多く、次第に私はその意味を考えるようになった。改めて振り返ってみると、彼らの振る舞いというのは、一種の親しみや、私への仲間意識の現れであると解釈できるように思えた。 これについてより深

          ゴキブリと私