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50歳(前半)で第一線を退くんじゃないよ

配属先の施設のAさん(相談員)、Bさん(ケアマネ)は50歳前半です。その先輩方に喝を入れた話です。
#お二人共に尊敬しております

口癖が「もう若い人たちに譲っていかないとな〜」です。
孔子さんはむか〜しから言っていますよね。

「子曰く、吾十有五にして学に志す、三十にして立つ、四十にして惑わず、五十にして天命を知る、六十にして耳順う、七十にして心の欲する所に従えども、矩を踰えず」

私は十五才で学問を志し、三十才で学問の基礎ができて自立でき、四十才になり迷うことがなくなった。五十才には天から与えられた使命を知り、六十才で人のことばに素直に耳を傾けることができるようになり、七十才で思うままに生きても人の道から外れるようなことはなくなった。

論語

「天から与えられた使命を知った」のなら、その知識と経験をもって「譲る」んじゃなくて「伴走」していってもらいたい。

確かに50代は40代に比べて体力や瞬発力(判断)は落ちてるかもしれない。
その代わり判断できる選択肢は確実に増えている。

「もう自分たちはいいよ。若い人たちが…」
とあまりにもネガティブなことを言うので

「いや、60歳の人からしたら10歳も若いですよ。これからもっと動けなくなっていきますよ。僕たち後輩は後輩で頑張るので、今頑張っておかないと将来もっと辛くなりますよ」と先輩に言ってしまいました。

年上の人があーでもない、こーでもないと汗をかき、考えて行動している方が色っぽいじゃないですかー

数字(年齢)はただの目安。
数字って分かりやすいから答えが欲しい日本人はすぐに数字をあてにしてしまう。

今、配属先の施設は経営の立て直しと意識を変えるために会社内の事業所から良い人財が送り込まれている。変わってほしくない人が抜けていき新陳代謝をしている最中。

50歳の先輩達に「良い流れは頻回には来ないにし、今から面白くなっていくから頑張っていきましょうよ」と10歳年下の僕からエールを送らせてもらいました。

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