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「境界知能」を知ることでチームが作りやすくなるか@介護現場
「境界知能」とは何なのか、もう少し詳しく見ていきます。
知能指数(=IQ)は、一般にIQ85-115が「平均的」とされています。
おおむね70以下は、「知的障害」の可能性が考えられる範囲です。
(※「知的障害」の基準は、自治体によって異なります)
その境い目にあたるのが、「境界知能」と呼ばれる領域です。
その数は、統計学上は人口の約14%、1,700万人に上るとされています。
専門家によりますと、この中には、知能指数とは別の指標で発達障害と認められる人もいるということですが、「境界知能」は「平均的とは言えないが、障害とも言えない」とされることが多いといいます。
IQが70〜84が境界知能ということなんですね。
14%となると10人のチームなら1か2人は境界知能の人がいるということになります。
あなたのチームにいませんか?
・同じ間違いを2〜3回注意したのに改善されない
・コミュニケーションが上手くとれない
・暗黙知(経験的に使っている知識だが簡単に言葉で説明できない知識のこと)できない
・「あの人とペアになると疲れるよね」という人
リーダーは思います。
こんなに丁寧に長く指導しても覚えてくれないし、クレームがくる。私のやり方がいけないのかしら。もっと勉強しないと。はぁ。疲れる。
そしてバーンアウト。
どんなに丁寧に教えても境界知能内にいる人は無理なんです。
僕たちが100メートルを9秒代で走れないと同じで境界知能内にいる人も無理なものはムリなんです。
「仕事は平等にできなければならない」という介護現場の悪しき習慣を少しずつ変えていく必要があります。
#悪しき習慣は所属する施設だけかも笑
チームをまとめていく時、スタッフに「境界知能ってのがあってね…」と伝えていくのもいいのかもしれません。
何かの参考になれば幸いです。
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