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正職員とパート職員の業務の境目はどこなのか?

お金が絡んでくる話しです。
パート勤務は正職員に比べて給料が低くなります。
就業規則に書かれている「勤務姿勢」には正職員もパート職員も「全力でサービスを提供すること(かなり簡単に書きました)」となっているので厳密に言うと正職員とパート職員で業務に差をつけることはしなくてもイイんです。
ただ、同じ業務してて正職員は月20万円+ボーナスあり。パート職員は月10万円+ボーナスちょいあり。
※金額は例えです

こうなってくると「同じ業務なのに給料が少ないなんて不公平だー」となりますよね。
#数字の魔力よ

差をつける必要があります。

「正職員で最低限(食事、排泄、入浴)の業務をまわして補完をパート職員が行う」

という設計にすることで不公平感が出ないようにしています。

産休→育休から復帰したAさん。
なんと4人の子どものお母さん。
3人目の育休明けまでは正職員(時短勤務)でしたが、今回から休みと時間の都合がつきやすいパート勤務となりました。

Aさんとは10年前に一緒の現場で働いたことがあるので気兼ねなく話せます。

復帰初日。
A「パートなので給料なりの仕事にしてもらいたい」
よし「うっ…うん。移乗(例:車椅子からベッドに移す)やおむつ交換、食事介助で何かできないことあるの?」
A「特にはないけど」
よし「なんでもかんでもやってとは言わないけど出来ることあれば手伝ってくれるといいかな〜」
A「そうなんだね…」

Aさんの返答になにか違和感がありました。

後日、違和感の原因がわかりました。
18年間正職員としてバリバリにやってきたAさん。仕事がバリバリにできちゃうからこそパート職員としての業務量が減ることにまわりの職員が「もっとできるのに」とAさんにプレッシャーをかけてしまう。
Aさんは「もっとできるけど、給料が…」

僕が給料を上げることはできません。
ただAさんの「やる気」のインセンティブ(動機づけ)は給料。

さてどう会社へ、Aさんへ働きかけていこうか。
新たな「問い」にニヤニヤが止まりません🤤


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