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第一印象で決まるけど、もう一歩踏み込むとイイよね

「第一印象で決まるよね」というのはよく聞くと思います。
#合コンとか

『メラビアンの法則』と言うらしいです。「7-38-55のルール」とも言うらしく言語情報が7%、聴覚情報が38%、視覚情報が55%なので「第一印象で決まる」となります。

「合コンの時に綺麗めの服にしていこう」と他人の目を気にするだけじゃなく、僕が初対面の人と会った時にもメラビアンがやってきます。
「愛想がないな」と思ったら積極的には話したくなくなってしまいます。

老健(定員100名:54名と46名の2フロアー)の夜勤は看護職員が1名と介護職員3名の計4名で行います。
1フロアー2名の職員配置です。
例えば、1フロアー介護職員と介護職員のペアがあれば翌日は介護職員と看護職員のペアで夜勤を行います。

同職種(介護職員同士)だと普段から近くで仕事しているのでコミュニケーションをとりやすいのですが看護職員だと職種が違うこともあり若干話しがズレるんです。
看護職員の中には夜勤専門の看護職員がいます。もっとコミニケーションがとれません。

そんな夜勤専門の看護職員さん(Aさん)と初めて夜勤を行いました。
異動してきて2日目にAさんが夜勤で出勤したので「初めまして、鈴木です」と挨拶をしたのですが、Aさんはチラッとこっちを見ただけでした。
「何も言わんのかい‼︎」と心の中で叫びましたが「ああこの人はこう言う人なんだな」と僕の中で「愛想がない人」のタグ付けがされました。
入所者さんへの介助を見ても「はい、食べてねー」とそっけない感じで嫌いなタイプです。

介護職員との夜勤を3回行い初めて看護職員との夜勤を行いました。しかもAさんと。もちろん「Aさんとか。嫌だな」とかなり嫌々です。大人ですが、嫌なものは嫌です。

19時に遅番の介護職員2名が帰るとAさんとステーションと呼ばれる職員が待機できるスペースで2人きりとなります。
気まずいなぁ〜と思いながら時間が過ぎていきます。
ここで救世主が現れます。別フロアーの介護職員(Bさん)が僕に相談しにやってきました。
AさんとBさんはコミュニケーションはバッチリです。
AさんとBさんの会話に上手く乗りながらAさんとちょいちょい話すことができるようになりました。

Aさんは准看護師で正看護師を取得するために仕事しながら勉強しています。
入社当初は看護サービスの質を上げたい、介護職員と協力して入所者へのサービスを高めたい、チームを強くしたいと行動していたそうです。
ただ、反応してくれる人が少なく現実に幻滅ししました。職員の人数が少ないし(運営基準はクリアー)そこまで頑張らなくてもいいよねと言う人が多数でした。今でもその雰囲気です。
日勤帯は夜勤帯に比べると人数が多くなり嫌な人間関係(仕事を押し付け合うなど)を見るので夜勤専門になったそうです。

凄いですよね。
夜勤始まるまでは「嫌だな」と思ってたのに、なんで夜勤しかやらなくやったかまでを話せるようになりました。

「ヤンキーが話してみると意外と優しくて良いヤツだった」と同じような感覚でした。

結論は題名に書いてある通りなんですが、この一歩踏み出す勇気って年々減ってきているなと感じています。衰えってやつです。
3年後出来るようになることは僕の中ではなく、今やらないと取り返しがつかないなと再確認できました。

異動して1ヶ月弱。まだまだ嫌々ですが、光が見えてきた感じです。
最近はネガティブなnoteになっていましたが、そろそろポジティブなnoteできそう(かな)。
#油断大敵

頑張っているあなた。
一緒に頑張りましょう!

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