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定期的に固定費の見直しをするといいよね@介護現場

老人保健施設や特別養護老人ホームの排泄用品(オムツ、リハビリパンツ、パッド)は施設の負担です。
入居者目線で見るとサービス費の中に入っているので、別で排泄用品を用意しなくて良いということです。

今回の「固定費の見直し」は排泄用品のことです。
人は1日数回排泄をします。毎回パッドが尿で濡れてしまっていたら毎回交換しないといけません。
チリも積もればとんでもない金額になります。
#「排泄周期をつかんで漏れる前にトイレに連れていけばいいじゃないか」はここでは置いておきます

・漏れる前にトイレに連れていく
・尿量が少ない人は吸収量の少ないパッドにする
・おむつのサイズを下げる
などの工夫をしてコスト削減をしていると思います。

意外と見落としがちでコストカットできるのが「リハビリパンツを吸収量の少ないタイプに変える」です。

リハビリパンツだけ履くじゃなく、リハビリパンツの中にパッドを入れてませんか?

そうすれば尿が出てもパッドだけ交換するだけなので手間が省けます。
リハビリパンツが濡れて交換するとズボンを脱がしてからリハビリパンツを履くので手間がかかる。
#ズボン片方だけ脱いでリハビリパンツを履かせるテクニックあり
#文字では伝えにくい

漏れた尿はパッドがメインで吸収してくれるのでリハビリパンツの吸収量は少なくて良いんです。
所属先の施設ではリハビリパンツをレギュラータイプ(吸収量300ml)からスリムタイプ(吸収量150ml)に変えただけで年間8万円の削減の予定です。

排泄用品の取引先に相談してみてください。

施設としたコストカットだけど、取引先としたらマイナスになるのでオススメしてくれないのでは?と思いますよね。
大丈夫です。
取引先としたら他の排泄用品販売会社に移ってしまう方が大ダメージなので。

入居率上げて収入を増やすのも大切ですが、固定費を見直して支出を抑えることの方がかなり大切です。
#まずはディフェンスから
#攻撃は最大の防御とも言うが

日用品費や食材費の値上がりを嘆いても何も変わらないので、出来ることやっていきましょっ!

何かの参考になれば幸いです。


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