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「やりたいこと」と「期待値」とのズレはどうしていますか?

会社から配属先の施設のマネージャー(施設管理者)への打診がありました。
いわゆる「昇格」ってやつです。
今はプレイングマネージャーとして現場にバリバリ入っているのでプレイヤーが8割でマネージャーが2割といったところです。

将来はマネージャーをやってみたいなと頭の片隅にはありましたが「今すぐ」となると「覚悟」がなかったのでお断りをしました。

チャンスは平等ではないことは重々承知です。
次に「やりたい」と思った時には他の誰かにポジションをとられてしまっている可能性もあります。

直感的に「今ではない」と感じました。
#直感に従った
#チェス理論

2022年6月に配属先の施設にプレイングマネージャーとして異動してきました。
#その前の施設でもプレイングマネージャー

異動理由が入所率の回復のためです。
急に悪くなったのではなく年々悪くなってきていました。
入所率が悪いのは組織としてバラバラで1人ひとりが好き勝手な発言と行動をしていたからでした。

異動してしばらくはテコ入れはせず「信頼貯金」を貯めるために行動しました。

入所率が悪いから入れ替えがあった

何かされるんじゃないか

怖い(不安)

と一緒に仕事をして感じたからです。
逆の立場なら「まぁそうだよな」と思いますよね。
自分達は必死でやっているのに入所率が悪いからだけで「悪」というレッテルを貼られてしまっていました。
会社と現場、お互いの正義がぶつかっていました。

僕の役目は会社からの要求を現場が理解出来るように翻訳することでした。

上手くいかず気分が落ち込んで家族に心配をかけた時期もありました。
#ネガティブな感情を受け続けると自分のもネガティブになるよね

ようやくそこを乗り越えて次年度からはこうしていこうと主力スタッフと話していました。
そこまで具体的に話したのは

・異動して1年経たずに「異動」はないだろう
・入所率は上がっていない
・チームを徐々にまとめているが結果が出るのは時間がかかると上司に逐一報告していた

ので組織図やシステムを作っていました。

そこまで具体的に話していたのに昇格してしまうと現場からは「一緒に考えていこうと言っていたじゃないですか!」と距離ができてしまいます。
1年弱築き上げていた信頼が崩れてしまいます。

現場から離れてしまう寂しさもあります。
マネージャーを支えてくれる人材がいないのは不安でしかありません。
どこも人手不足で大変なのは充分に理解できます。

マネージャーになるための知識と実務をもう少し時間かけてやらせて欲しいと伝えました。
覚悟がないことも伝えました。


プレイヤーまたはプレイングマネージャーからマネージャーになった方へ。

その時の気持ちや覚悟、勉強したこと、よかったら教えてください。

ビビリなプレイングマネージャーからのお願いでした。

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