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すみれさん、すごい

僕には、5歳になる双子の娘がいる。
その1人、すみれさんのことをめちゃくちゃ尊敬したので、そのエピソードを綴る。

なお、カバー写真は、すみれさんの最新作だ。

すみれさんは、Kくん(仮称)と言う男の子と仲が悪かった。というのも、Kくんは、すみれさんのことを「くさい」と言って、ちょっとチョッカイをかけてきてたから。僕はKくんに近づかないほうがいいよ、とアドバイスをした。当たり前だ、娘を守る気持ちだったかも。

でもすみれさんは諦めなかった。どうしてKくんは意地悪するのか、と本気で悩んでいた。そこで、うちの奥さんがすみれさんに、「嫌なこと言われたらちゃんと嫌だとちゃんというんだよ、もしかしたら嫌だと分からないだけかもよ」とアドバイスしたのだ。

それを言われて、思い出した。僕も小さい頃、好きな子にちょっかいをかけていた。好きな子のスカートめくりしかできなかった。

それから数ヶ月が経ち、そのことについて完全に忘れていたんだが、ふと、Kくんとどうなってるのかと聞いてみた。

そしたら双子の片割れが羨むほど、今はすみれさんとKくんは仲が良くて、将来の結婚約束してるらしい。ちゃんと嫌な事は嫌と何回も言ったら分かってくれたとのこと。

すげぇな!!

すぐに距離をとったほうがいいよと言ってしまった自分を恥じた。自分を嫌な気持ちにしたことを許して、関係修復につとめる娘を尊敬した。あと、的確なアドバイスをした奥さんも。

まだまだ勉強だなぁ。

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