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(訳)FROZEN | Let It Go

雪は今夜、山をかがやかせて、
ずっと足跡さえもみえない。

遠く離れた、王国にいるわたしは、
きっとお姫様にしかみえない。

風はまるで渦巻くような私の心。
抑えておけなかった、神様しか知らない私の心。

「中に誰も入れてはいけない。」
「誰にも見られてはいけない。」
「分別のある立派な女の子になりなさい。」
「つつしみなさい、おしとやかに。」
「誰にも知られてはならない。」

そうねでも、もうみんな知ってるわ。

解き放て!
解き放て!

隠してはいられないわ、これ以上ね。

解き放て!
解き放て!

さあ追い払って、ドアを施錠ね。

気にしないわ、
誰が何と非難したって。
 
ご自由に吹き荒れなさい、
寒さから避難はしないわ。

愉快ね、どのくらい遠くに来たのかな、
見えるものはちっぽけで些細。

かつて、私を捉えていた恐怖は、
もう追いつけないわ一切。

いまからは本当の私の展開。
これから突破するのよ限界。

正しさも間違いも、ルールもない私。
自由な私!

解き放て!
解き放て!

私と共にある蒼穹。

解き放て!
解き放て!

もう決してしない号泣。

ここに立つ私は、ここから始まるの。
ご自由に吹き荒れなさい。

大気を震わせて聴くわ、大地の咆哮。
結晶の中を昇っていくわ、あらゆる方向。

噴き上がって結晶する私の思考。
振り返りはしない。過去はただの遺構。

解き放て!
解き放て!

夜明けの光のように私は登場。

解き放て!
解き放て!

「完璧な女の子」はもう退場。

太陽の下でここにある私の存在。

ご自由に吹き荒れなさい!

寒さなんかとるにたらない問題。

(Photo by Marc Newberry on Unsplash)

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