ストレスを早期発見する方法
「ストレス対策をする重要性を知りたい」
「ストレスとは何か知りたい」
「ストレスで生じる身体の変化について知りたい」
「身体の変化を把握する方法を知りたい」
これらを解決するきっかけになる記事です。
ストレス対策をする重要性
①生活の質向上
生活の質とは、金や物の物理的側面より、毎日を納得して過ごせているかという精神的な意味合いで使われます。ストレスを減らすのは、生活の質を高めてくれるため大切です。
②仕事効率の向上
ストレスが多いと仕事のモチベーションが上がらず、効率が悪くなります。ストレスを減らすことは、仕事の効率を高められます。
③良好な人間関係の構築
ストレスが多いとイライラしやすくなります。他人に当たることが多くなり、人間関係の悪化を招く可能性があります。ストレスを減らすことは、良好な人間関係を構築するのに大切です。コミュニケーションは良好な人間関係に直結します。
上記のように、ストレスは、身体的・精神的・人間関係的にも悪影響を及ぼします。満足した生活のためにも、ストレスを少なくするのが重要です。
まずは、ストレスが何かみていきましょう。
ストレスは一般的に使われている言葉であり、理解している方は多いと思いますが、ここで一度整理していきます。
ストレスとは
ストレスとは、個人にとって負担となるような出来事により、引き起こされた不安や怒りなどの精神症状、食欲不振や不眠などの身体症状を言います。
ストレスが強いまま持続すれば、うつ病、高血圧症、胃潰瘍、心筋梗塞などの病気になってしまいます。
今、自分にストレスがかかっているか把握するためには、ストレスによって生じる身体の反応を知るのが大切です。
気づくことができれば、対策できますが、気づかないと対策すらできません。
それでは、説明していきます。
ストレスがかかったときの身体反応
ストレスにより様々な身体反応が生じますが、わかりやすいのは下記になります。
①呼吸が速くなる
②唾液がねばねばしている
③心臓のどきどきが速くなる
これらは、ストレスにより交感神経が優位に働くことで生じる身体反応になります。
では、どのように自分自身で気づくのか説明していきます。
身体反応の変化を把握する方法
これから紹介する3つの指標は、個人差があるため、普段の数値と比較するのが重要です。
普段と比較して、変化があれば、ストレスがかかっているかもと捉えられます。
①呼吸が速くなる
一般的な呼吸は上図のようになります。
成人であれば、1分間に16~18回です。
これより多ければ、呼吸数が速くなっていると判断できます。
ストレスがかかると交感神経が優位になるため、呼吸は速くなります。
そのため、呼吸数を把握することで、自分のストレス状態を把握する一助になります。
【呼吸数の見方】
呼吸回数は、「吸って吐く」を1回と数えます。
上下する胸部および腹部を1分間測定します。
②唾液がねばねばしている
唾液には、交感神経が優位でねばねば、副交感神経が優位でサラサラしている特徴があります。
ストレスがかかると交感神経が優位になるため、唾液はねばねばします。
唾液の状態に注目すると、自分のストレス状態を把握する一助になります。
③心臓のどきどきが速くなる
一般的な脈拍は、上図のようになります。
成人では、1分間に70~80回が正常値になります(参考資料により正常値に違いあり)。
ストレスがかかると交感神経が優位になり、脈拍が速くなります。
脈拍を把握することで、自分のストレス状態を把握する一助になります。
【脈拍の見方】
上図のように、手首に指を置くことで、「ピクピク」と拍動を感じられます。
この回数を1分間数えて脈拍を把握します。
時間がない場合は、15秒間数え4倍すると1分間の脈拍を計算できます。
これらで、呼吸・唾液・心臓のどきどきを普段と比較することで、身体症状からストレスがかかっていそうかをある程度把握するのに繋がります。
まとめ
・ストレス対策をすると、生活の質向上、仕事効率向上、良好な人間関係構築に貢献してくれます。
・ストレスがかかったときに、身体反応が生じます。
・ストレス時の身体反応を把握することで、早期に対応可能になります。
・呼吸数、唾液の状態、心臓のどきどきを把握することでストレスがかかっているかを把握することに繋がります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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