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”思いつき”定義集Ⅱ㉖「ぬ・ね・の」

【ぬかるみ】イメージとしては泥沼。当然ながら物理的にハマるとヤバい。さらにヤバいのが、金銭目当ての宗教やギャンブルなど。救済と拝金によって陥りかねないある種の依存症。慎重に回避すべきなのだろうが、ぬかるみは落とし穴みたいもので誰もが陥る可能性がある。他にも、恋愛・結婚、ちょっとした思い込みからハマってしまうものも。いずれにしても神様もしくは周囲の助力なしの脱出は難しい。
◆注:ハマることで得られる安心感・多幸感を否定する意図はない。ただ、泥沼には穢れが潜んでいる可能性を頭の隅に入れておくのも無駄ではない。老婆心。

【寝返る】健康体には不可欠な夜間の運動。ただし比喩としての寝返りは最悪。信頼を寄せる人から最後のところ結末のところで裏切られることほどダメージの大きいものはない。自己の保身や利益で寝返った人が老病のすえ寝返ることができなくならないためには、そもそもの罪を償っておくことを願いたい。
◆注:逆に世のため人のために寝返ることもある。それが明らかになったなら喝采を送っても罪にはならない。

【ネット】(多くの場合)儚さという意味で線香花火みたいなものだが、ゆえに惹きつけられ虜になることもある。他愛ない戯言であれコンテンツを問わず人を救うこともあれば貶めることもある。ただ、脳幹で見る夢と同じく生涯の記憶に残ることはあまりないかもしれない。きわめて人間的で、人間が発明したことを証明しているのは確かである。

【暢気(のんき)】幸福の証し。羨望をもって断言できる。

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