日本経済にトドメを刺すな

昨日の投稿で、
停滞している日本経済の流れを止めてはならないという話をしましたが
その続きです。


昨年の10〜12月期の日本のGDPは年率で6.3%と減少し、
その理由は大型台風などの外的要因もありますが、
主に個人消費の減少でマイナス2.9%となっています。
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL17HUX_X10C20A2000000/

「増税で消費が落ち込むのは覚悟してたけど、想像以上にガッツリ落ち込んだね!」
というところです。

ただでさえマズい状況だったのが、
コロナショックという追い討ちを食らい、
消費が更に減少すると日本経済がいよいよヤバいことになるのは明らかです。

今日の本題に入ります。

増税で消費を避けてしまった人々は、
「知らなかった」か「知ってるが参加(行動)しなかった」
の2つに別れるかと思います。

「QRコード決済の覇権争いによるポイント還元祭り」

です。
Line payとPayPayが俺が俺がと億単位のお金を消費者に還元し、
PayPayが押し勝つかと思ったところにメルペイが乱入して三つ巴に。
更にD払いだのファミペイだの、お亡くなりになってしまった7payだの
コンビニ各社のPay合戦。

これを上手く使えば増税分2%なんて余裕で取り返せるどころか、
消費税は事実上なし、いや、むしろ買い物するほど得、っていう状況が生まれている期間がありました。
(現在はメルペイが50%還元やってますね、半額ですよ半額!)

増税で消費を避けてしまった人の理由はただ一つで
全てお買い物が2%「値上がりしたから」
増税で得をした人の理由は「QR決済という新たな波にしっかり乗って5%〜50%オフで買い物出来たから」

より多くの人が「知ってさえいれば」もしくは「行動さえしていれば」
消費が落ち込む理由がなくなり、経済はここまで悪化しなかったということです。

そろそろ話をまとめます。

「知っている」と「知らない」の間にはとてつもなく太い河が流れている、ということ。
スマホによって世間は分断された。
恵まれたこの国に生まれながら、スマホという世界中の情報を知ることができるツールを持っていながら、「意識高い系」などと他人を揶揄し、知ることすら敬遠する愚かな者になってはいけない。スマホゲームで人生を消費するな。知っているということが、いずれ必ず武器になる。分断された世の中だからこそ、情報を浴び、知を獲得しろ。意識くらい、高く持て。
(箕輪厚介さんの「死ぬこと以外かすり傷」より)


本を読み勉強し、スマホで情報を仕入れ、自分なりに分析し、
今取れる行動は何がベストなのだろう。
日本経済にトドメを刺さないために、自分がやれることは何なのだろう。
1人でも多くの人が、考えるキッカケになってくれればと願います。

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