「どうしたら出来るかではなく、なぜ出来ないかを潰していく」

神学において神を定義するときに、神とは何か、ではなく、
これは神っぽくないよね? これも神っぽくないよね?
これもこれも違うよね?
といって、神っぽくないものを排除して神としていくそうです。

ミケランジェロがダビデ像を作るときにも、
これはダビデっぽくない。この部分をこうしたらダビデっぽくない。
このポーズだとダビデっぽくない。これもこれもダビデっぽくない。
そうやってダビデ像に近づいていったそうな。

さて、これを現状、コロナショックで売上げが落ちている(お客様が減っている)ビジネスに置き換えてみようと思う。
一例として飲食店を見てみよう。

どうやったらお客様が来てくれるか、ではなく、
「お客様が来てくれない理由は何なのか」
1.人が集まる場所に寄り付きたくない
2.公共交通機関での移動に感染リスクがある
3.そもそもリモートワークなので外に出ない

ざっくりこの3つくらいだと思う。

これを1つ1つ解決していこうとすると、

1.人が集まる場所に寄り付きたくない
→Anser.自宅、もしくはオープンエアの場所(公園など)でご飯を食べるのが一番安全
2.公共交通機関での移動に感染リスクがある
→Anser.自宅もしくは徒歩や自転車、車で行ける範囲
3.そもそもリモートワークなので外にでない
→Anser.自宅か近所の定食屋でしか食事をしない

全てのAnserの共通事項を調べると
自宅、自宅、自宅。

自宅。
お客様が来てくれないのならば、お客様の元まで食事を届ければいいのでは?

ここで、デリバリーサービスという発想が生まれ、
UberEatsという選択肢を思いつく。

実際、このコロナ不況でUberEatsの売上は伸びているのか。
調べて見ました。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200303-01649544-sspa-soci

SPAの記事なのでエビデンスがどうかという問題はありますが、
コロナにも関わらず、落ちてはいなさそう。

藁にも縋りたいコロナ大不況の中で、
これは一つの可能性にかけてみる価値はありますよね?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?