経済の流れを止めてはならないがコロナウィルスの感染拡大は止めなければならない

2つの問題を同時に解決しなければならないってのがリーダーの辛いところです。
(ブチャラティは「部下は守る」「任務も遂行する」といって2つ同時に成し遂げました。#偉大なリーダー)


安倍首相が「一時的な」経済の流れを止めてでもコロナウィルスの感染拡大を「今」食い止めなければならないという
「スピード」が最も重要となる決断の場面で、教育機関やイベント、エンターテイメント産業の閉鎖や自粛を勧告したのは
苦渋の決断であり、英断だったと思います。


その後の対応やフォローで叩かれていますが、それよりも先に「決定と発表」をしなければならないほど事態が深刻ということであって、叩く前にそれを察して、自分で考えて、どう行動するかを考えるのが、
日本という国に「食わせてもらっている」僕らができる国家及び国家のリーダーへの恩返しなのではないでしょうか。


イベントやエンタメ産業は、無観客ショーや無観客試合を行い、
オンラインで配信、投げ銭を得るという行為で経済活動を止めずに行動されています。
(この仕組みをいち早く何年も前に具現化したShowroomの前田さんは本当に天才! 惚れます!!)


歓送迎会のシーズンで、飲み会は次々と中止になる中、
それでも経済活動を止めない(でも感染も拡大させない)ために消費者が取れる行動は今、
まさに「オンライン飲み会」ではないでしょうか。


Lineのグループビデオ通話で気軽に始められますし、
Zoomなどのプラットフォームがこの流れを後押しするために(本来はテレワークのために)
一部サービスを無償化する方向で動いています。


そして、西野亮廣さんの言葉を借りるのであれば、
ヨットは逆風でも進むことができる。
(ヨットが進まないのは風が吹いていないとき)


外食産業の店舗は、地域密着型小規模個人店ほど、今の逆風を利用することができるような気がするのです。
ディズニーランドに行く予定も中止となり、大人数での宴会も中止になった。
エンターテイメントやイベントに費やすお金が余ってしまった状況で
衣食住に関わるビジネスに最低限のお金は落ちてくる。
しかし、人が大勢集まるような商業施設などには行きたくない。
電車で移動すること自体も感染のリスクを高める。
ならば、自宅から近い距離で、普段はそんなに混雑してないような
小規模個人店ならば安心して楽しめるのではないか。


そういった心理が働いたときにこの個人店が解決しなければならない問題は2つ。

1.安心安全という信用を高める
2.新規をハブる古参を作らない


いま消費者が最も注意しているのは、清潔さや安心安全という面。
トングを15分に1回交換したり、全テーブルをアルコール消毒して拭き上げるビュッフェの店の売上が伸びているように、清潔、安心安全は一番大事なキーワード。

そして、一部の小規模個人店は常連が幅を利かせていて新規の参入を邪魔しているケースが多い。
実際、この店良さそうなんだけど、常連で埋まってて入りづらいなぁ、、と感じることが多いこと!
ここは思い切って(めちゃくちゃ柔らかくフォローをして)そういう方を退けなければならない。
店主の気遣いの見せ所です。

話をまとめます。
私達消費者は、感染拡大をさせずにどのように経済活動を止めないかを考えて行動しなければ、
停滞している日本の経済に本当にトドメを刺してしまい、自分たちが食いっぱぐれます。
そして、この逆風を受け止めて前にすすめるビジネスもあるし、創意工夫が大事ということ。

自分にできることが何なのか。
ここまで考えなければならない環境に追い込まれたことが逆に成長のチャンスです。
僕らができること、やれることから発信・行動していきましょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?