【WBC】POOL D プエルトリコVSニカラグア
みなさんこんにちは❗
今回は日本時間12日午前2時から行われたWBCプールD、プエルトリコ対ニカラグアの試合についてまとめていきたいと思います。
初優勝を狙うプエルトリコ代表は初戦、勝ち星をあげられたのでしょうか?
スタメン
まずこちらが私が予想したプエルトリコのスタメンになります。⬇️
そしてこちらが試合前に発表されたスタメンです。⬇️
見事に外していきました笑笑
打順は2人しか正解していないという見事な結果となりました笑笑
最終スコア
(プエルトリコ)9対1(ニカラグア)
プールDの初戦はプエルトリコの勝利で終わりました。
試合の流れ
スコアだけを見るとプエルトリコの圧勝となりましたが(実際、圧勝ですけど)序盤はかなり締まった展開となり予想に反してロースコアな展開となりました。
初回は両チームとも動きに硬さが見られました。特にニカラグアはゲッツーの送球ミスで先制をされる嫌な立ち上がりとなりました。
2回にはプエルトリコのセカンド、Baezの挨拶代わりのスーパープレーが飛び出しました。
ニカラグアの先発・カルロス・ロドリゲス(Carlos Rodriguez)投手も非常にいいピッチングをしており、失点をした初回以降は安定したピッチングでプエルトリコ打線を抑えていました。
1対0と戦前の予想とは違いロースコアでテンポの早い序盤でした。
しかし、5回の表に試合が動きます。
プエルトリコの先発・Stromanの浮いたスライダーをエリアン・ミランダ(Elian Miranda)に運ばれました。
この一球がちょうど球数制限ジャストでしたので、ここでStromanは降板となりました。
後を引き継いだニコラス・パディラ(Nicholas Padilla)が後続をしっかりと絶ち、最小失点に抑えました。
そしてその裏、プエルトリコ打線が繋がります。
ニカラグアの先発・Rodriguezに代わって登板したJ.C.Ramirezを攻め立てます。
1アウトからクリスチャン・バスケス(Christian Vasquez)が四球で出塁します。
ここで9番Maldonado。Molina監督はヒットエンドランを仕掛け、1アウト1・3塁。
この場面で1番キャプテンFrancisco Lindor。
ファースト強襲の内野安打で勝ち越します。
続く2番のKike Hernandezも繋いで満塁となります。
ここでRamirezは降板となりました。苦いWBCデビューとなってしまいましたが次回の登板に期待したいですね。
そしてこの場面で今回のプエルトリコで私が注目をしているMJ Melendezに回ります。
1ストライクからの2球目、インコースに食い込んでくるスライダーをセンター前に運び2点追加となりました。
1・3塁でRiveraのピッチャーゴロで1点入り
5対1。
続くBaezもシフトの逆を突くヒットで6対1となりました。
ロースコアで締まったゲーム展開の中、しっかりと相手投手の代わりっぱなを捉えたプエルトリコが完全にゲームの主導権を握りました。
結果的に5回の得点が決勝点となり、その後も中継ぎ陣が完璧な投手リレーで無失点に抑えました。
7回にも追加点を入れたプエルトリコが9対1でWBC初戦を勝ち星で飾りました。
活躍した選手
ここからはこの試合の投打のヒーローをあげたいと思います。
Marcus Stroman
球数制限があるなかで最終的に4回2/3まで投げました。
テンポよくどんどん投げていきゴロの山を築きました。スライダーの制球が良く右打者のアウトコースの出し入れが上手かった印象ですね。
5回に球数制限ちょうどの65球でホームランを打たれてしまいましたが、大事な初戦でチームを勢いづける素晴らしいピッチングを披露してくれました。
MJ Melendez
先程紹介した2点タイムリーが一番の理由ではありますが、直接得点に関わったプレー以外にも活躍をみせてくれました。
特に初回の打席では先制点に繋がるセンターフライを打ちました。これによりセカンドランナーが3塁に進み、その後の先制点へとなりました。
ただ、まだまだ本調子ではなさそうなのでこれから状態が上がってきてほしいです。
Francisco Lindor
切り込み隊長としてチームを勢いづける活躍をみせてくれました。
一つ一つのプレーでベンチを盛り上げ、チームの指揮を上げていましたね。
昨日の投稿でLindorの「リーダーシップはどうなのか?」と書きましたが問題なくチームも凄く明るい雰囲気でいい状態ですね。
まだLindorも100%ではないかもしれませんがそれでも2安打1打点と結果を残してくれました。
Christian Vasquez
捕手のVasquezですが、今日はDHでの出場となりました。
8番ながら3打数2安打1四球と素晴らしい活躍をしました。
6回にはツーベースを放ちチャンスメイク、7回には満塁の場面で2点タイムリーも放ちました。
下位打線でもこのように打てる打者がいることは相手投手からすると非常に厄介なのでこの試合のVasquezの活躍もヒーローと言っても過言ではないと考えています。
ニカラグア代表について
初出場のニカラグア代表。
未知数の部分も多くどんな野球をするのか注目をしていました。
初回はミスがありましたがその後は先発のCarlos Rodriguezを中心に固い守りで最小失点でしのいでいました。
打撃も途中、Stromanからホームランを放つなど「ひょっとしたら勝つかも」と思った方もいるかもしれません。
結果的には大差をつけられましたが中盤までの戦いは非常に競った緊張感のある試合でした。
選手たちののびのびとしたプレーや球場に来ていた応援の方たちの喜ぶ姿、全力でぶつかり合うニカラグアとプエルトリコの選手たちと凄くおもしろい試合でした。
次戦
プール突破に向けて幸先の良いスタートを切ったプエルトリコ代表。
Molina監督の貫禄も凄かったですね。
もう名監督の雰囲気を纏っていました。
チーム内の空気感はとても良く監督と選手の間の信頼関係は改めて見て強いものを感じました。
次戦は優勝候補筆頭のドミニカ共和国を破ったベネズエラ代表となります。
この試合に勝利できればプール首位通過の可能性も高まりますね。
白熱した戦いなることは間違いないので明日の午前8:00時から私も観ていきたいと思います。
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