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満点じゃなくて合格点を取れるようになりたい

たぶん、自分は完璧主義なんだと思う。


昔から、忘れ物が無いようにしっかり確認するし

一度始めたことは、極めるまでやりたいとも思う。

1つの事に、かなり時間をかけていくタイプだ。

だからこそ、理想の自分像が非常に高い。


この事実を自覚するまでは

現実の自分と理想の自分の違いにいつもいらだっていた。

「あの人は、すぐにできるのになんで自分はできないんだ」

「自分は出来ると思うのに、やってみると思った通りに出来ない」

「できない自分にイライラする」


特に、この感情が爆発するのはテニスをしているときだ。

対戦相手とテニスで戦っているのに

理想の自分のテニスができなくて自分にイライラして

ラケットに当たってしまう。

ラケットに当たることは良くないことだと言われても

「性格を変えることなんてめちゃめちゃ難しいだろ!」

と思って、結局ラケットに当たることはやめられなかった。


そこから、5年以上たった今

大学の中や休学をして、いろいろな人に会うことで思ったことがある。


「優秀な人は、合格点の内容を量産している」


これは、私の主観ですが、

要領の良い人は、60~80点の内容を素早く量産することが出来る。


しかし、

完璧主義の人は、満点を目指そうとして、1つのことに時間をかける。


この間に、容量の良い人は、フィードバックを元に完成に近づいている。

フィードバックが入ることで、修正がしやすく完成度も高くなる。

結果的に、早く完成度の高いものを作成することが出来る。


パレートの法則」を参考にすると

「80点の完成度に達するには2割の時間でよいが、残り20点を高めるためには8割の時間がかかる」

完璧主義は、いつも8割の力を使って、完璧なものを作ろうとしている。


だからといって、完璧主義がすべて悪いわけではないし

二者択一で考えるのは、最も危険な考え方だとも思う。


しかし、エネルギー効率の部分で考えると、

2割の力を使って、

合格点の内容を量産する方が、肉体的にも精神的にも、よいのだろう。

何より、経験することで得られるものは非常に多い。

経験をして、データを増やすためにも合格点を量産していこうと思う。


その経験で得た力によって

完璧主義が活躍する出番を増やしてあげるためにも


おしまい


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