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挑戦する→黒ひげ危機一髪と考えた

おおお、飛びましたね!
ハイボール一杯サービスです!

私が昔よく行っていた居酒屋では、ハイボールを頼むと黒ひげ危機一髪の
樽に剣を一つだけ刺すことができ、黒ひげが飛べば2杯目のハイボールが無料になる。

「挑戦することが怖い」

最近の本屋コーナーのビジネス書では
打ち合わせをしているかのように挑戦しろと書かれている。
成功者は挑戦し続けている。だから君も挑戦をしていくべきだ。


私は、その本を手に取って思いっきり投げつけた(嘘)
心底、げんなりした気持ちになる。

一般的に、世の中にはポジティブな人とネガティブな人で分かれている。
個人的な考えだが、ポジティブな人は根拠のない自信を持っている。
「失敗しても次はうまくいく」「なんとなくできる気がする」
この考えができる人ならば挑戦することを難しく考えないだろう。

では、ネガティブな人の場合はどうするべきなのだろうか?
「失敗することが怖い」「挑戦できない自分はどうしようもない」
そんな人間に根性論で挑戦しろと言い続けても真意は伝わらない。
さらに、勇気を出して挑戦できたとしても失敗してしまったら
ネガティブが加速する。

では、冒頭の居酒屋での黒ひげ危機一髪はどうだろうか?
ここでは、必ずあたりが存在し、当たれば得をする。
はずれたとしても損はしない。

「挑戦することが怖い」
この感情は、挑戦した後の成功より失敗を意識してしまうために生まれるのではないか?

挑戦することを黒ひげ危機一髪で考えてみよう。
黒ひげが飛ぶことが成功とすると、剣を刺すことは挑戦することだ。
黒ひげが飛ぶ穴は1つしかない。
剣を刺し続けていけば、どこかのタイミングで黒ひげが飛ぶだろう。
しかし、剣を刺さなければ黒ひげは飛ばない。
だからこそ、成功者は挑戦しろというのだろう。

ここで見落としがちになるのだが、黒ひげが飛ばなかったとしても
穴がふさがることで次に刺したときに飛ぶ確率が上がっている。
失敗すればするほど、成功する確率は上がっていくのだ。

しかし、挑戦しないと失敗も起こらないので成功する確率は上がらない。
まぁ、現実世界ではいつ成功するか分からないのが難点だが...

私は、根っからのネガティブ人間だが
何か失敗した時には、自分を縛り付けるように
「失敗したのではない、成功の確率が上がったんだ」と唱え続けている。

私は、誰にも負けない好きなことがある人に憧れを持っている。
それが、どんなにマイナーなものでも自分の信念をもって好きなことをしている人には尊敬しかない。
私には、まだその熱量を持てる好きなことは無いかもしれない。
いつ見つかるか分からないそれを見つけるために様々なことに挑戦する。

ギター・テニス・執筆・プログラミング・読書・ドライブ...etc
もちろん、挑戦してから好きじゃなかったこともたくさんある。
自分の才能の無さに絶望したこともある。

しかし、挑戦したことで好きなコトが見つかる可能性が上がった。
挑戦しなかったら好きなコトが見つかる可能性は上がらなかった。
これだけでも、失敗を肯定するには十分だろう。

まぁ、そう考えてポジティブな人間になれるなら
人生もっと楽に生きていくことができるのにな。
私はネガティブ人間だからこそ、失敗した人を笑わない。

その失敗話を肴に、ハイボールを飲んでこれからの未来を語る
そんな熱い飲みの席が僕は大好きだ。

お時間いただき感謝しています!
素敵な一日になりますように


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