エディの訃報
今朝方、インスタでサミーヘイガーの投稿に、エディとのツーショットが載り、
次にザック・ワイルドの投稿にまたエディの写真が載ったので、心臓の鼓動が高まり検索したら…
言葉が出ない。
天才エディーよ、安らかに。
追記。
会った事の無い、いわば有名人の死に、これほど泣いた事は無かった。
何度か書いてるけど、自分がギターに関心を持ったのは、
MTV全盛期(自分が12才頃)
テレビに映るエディがライトハンド奏法をしているのを見たのが直接のきっかけ。(自分はタッピングの練習はしてないけど)
自分が常々書いているフェイバリット・ミュージシャン、サミー・ヘイガーを知ったのも、
ちょうどヴァン・ヘイレンに加入した時からだから。
エディが10年程前だろうか…女性の名前を付けたギターインストで、ドラムもエディが叩いている、とても心に沁みる
エディにしては珍しい泣きまくりのギターインスト曲があったのだけど(映画「ツイスター」の挿入曲もかなり泣きまくりでしたけど)
曲名がどうしても思い出せなくてまだ見つかりません(YouTube上のみに公開した動画だった筈)
名前を思い出したので検索したら出てきた。
10年も前になるのか…時の過ぎるのがあっという間。
自分がハードな音楽を好きになるキッカケもヴァン・ヘイレンを初めて聴いた頃だったので、
自分というものを構成するものの原点にエディのギターがある事は確かです。
誰にとっても訃報というものはまるで異次元に迷い込んだ気分になってしまう、または失恋した時と似た、自分の一部が無くなってしまった感覚になるかと思いますが、
会った事の無い人間の訃報でこんなに悲しかった事はこれまでに無かったです。
天才エディよ、安らかに。
サミーの自伝は数ヶ月前に読んで、エディとの確執、ヴァン・ヘイレン兄弟がみるみるアルコールやタバコで体を蝕まれていき、
精神を完全におかしくしたエディの描写があって、
それから再びデイヴが参加して素晴らしい起死回生のアルバムをリリースしたので、サポートする体制はサミーが見ていた頃よりは出来ていたのでしょう。
その後、サミー側から、いがみ合ったまま死にたくないと、和解を申し出たけど、エディからは梨の礫だった。
サミーの悲痛さは比べようもない。
自分も本当に脱力してしまい…
世界が違って見えます。
ケリーさん、ありがとうございます。
久々にツイッターをやむなく復旧させて、
サミー(ヘイガー)のアカウントを見て、フォロー欄を見たら、一番最初にフォローしてあったのがジョー・サトリアーニでした。
自分の事をまだフォローしてくれていて、久々に嬉しいという感情が湧きました。
自分をフォローしてくれたのは、以前はYouTubeに自分のツイッターのURLを貼っていたからだと思います。(速弾き動画をアップしていた頃)
音楽と絵には国境はないと言われています。
ギターに関しては、自分は保守的な家庭に育ったので(親も高齢なので、今更恨み節を言うより、これからの自分の生き方が問われてるのは承知してます)
ハードロックのライブ放送をお茶の間のテレビで観てたり聴いてたりすると、姉に注意される様な家だったので(母が怒るからという事で)
ギター自体に興味持ったのは12才くらいの頃だったけど、ギターが欲しいと親には言えず、
初めてのギターは貰い物でした。
だからかなり遅く、地元の音楽サークルに入った直後に演劇学校が始まったので地元を離れ、
当時の同級生は覚えているだろうか?
ヴァン・ヘイレンの「5150」Tシャツをよく着ていた事を。
今でもこれからも、恐らく死ぬまでハードロック好きでいる筈です。
ギター、もっと上手くなろう。
前の投稿のストーンズのドキュメントでメンバーの誰かが言っていたけど、
アメリカの文化は好きだけど(ストーンズの音楽的ルーツは黒人の音楽、ブルースだから) 政治は大嫌いだと口にしていた。
それもアメリカの伝統なのかな。
ハードロックがヘビーメタルに進化した音楽上の革命はイギリスのバンドによる、ニューウェイヴ・オブ・ブリティッシュ・ヘビーメタルなのだけど、
ヴァン・ヘイレンのカラッとした明るい音を再度聴くと、やはり自分はアメリカのハードロック、メタルが好きなんだと思った。
サミーの自伝によると(自分はサミー寄りなので)
人間的にはかなり難があった様だけど、だからこそ天才という形容が合う。
ギターだけに特化した人物だった様に思うけど、
一時期はそのギターさえもちゃんと弾けなくてステージではエディのアンプの音量を下げていたそう(サミー自伝によると)
確かに2007年のサミーとのリユニオンツアーの映像をかなり前に観た事あるけど、
エディは自分で作ったソロやフレーズなのにかなり間違えていて、見た目も後のデイヴとの復活時は良くなっていたけど、ボロい感じだった。
サミーは観客にサインを書きながら歌っていて(エディを無視という感じ)
二人の関係性に「??」と思った記憶があります。
サミー自伝にその時期のヴァン・ヘイレン兄弟の様子が詳しく描写されています。
その後、割と最近(と言っても自分の時間の感覚が若い頃と変わってきたので…)
サミーから和解を申し出た事がよくニュースになっていました。
サミーの思いは遂に叶わなかった…
(ぶっちゃけ、元々はサミーの方が全然先輩なのだけど)
個人的には、亡くなられたけどVHSを購入して観た(DVD化してあるかは不明)ギブソン・レスポール・モデルの名前の由来のギタリスト、レス・ポールを祝福するイベントライブに出演した時のエディのソロプレイが最高だと思うけど、YouTubeで探すのも億劫なので、インスタ開いたらちょうど流れてきたこの動画で。
エディの功績と個人的に思うのは、ギターて楽器の中でも自由度が高くまだ未完成、発展途上なので、
どの様に音を出してもいい!!
という事を体現した事。
レス・ポールのコンサートの時のエディは、まさにそれを高度に魅せていたと思います。
言ってみれば、エレクトリックギターに限らず、
表現に「これ」と決められた正解なんてないのだ。
RIP
ギタリストの訃報の悲しみは、日本が誇るギタリストのこの方のメタルトレインで癒す。
企画する側もぶっ飛んでるけど、出来てしまう人がこの国に存在する事自体、もっと、それこそ海外にも広めるべきだと思います。
今年ももうすぐ二度目のメタルトレインが走るとの事。
いすみ鉄道にせよ、各地の鉄道会社は趣向凝らしてますね!!
https://rollingstonejapan.com/articles/detail/34736
エディ・ヴァン・ヘイレンの功績についての記事。
最初のページのみ読んだけど、そこに、
「俺がイラつくのは演奏が駄目な時でも連中は気がつかない事だ」
と、エディの話を紹介している。
褒めてやる気や能力を伸び伸びと発揮させるのはスポーツ科学で用いられていると思うけど、
演劇学校での同期生で、今も役者やってるのは数人だけど、現在モダンスイマーズに在籍する小椋も、自分のシーンの稽古の後に同じ様に訊いてきた事を思い出した。
日本は、スポーツ以外、特に文化面では世界からどんどん置いていかれているけど、ダメ出しすると、SNSだと誹謗中傷だとして即ブロックされてしまう。それが外から見えないメッセージでも。
上記の小椋だけでなく、自分の頃は「何処が悪かったか教えて」と、自分から悪かった点を訊いていたものだけど、時代の変化なのでしょうかね。
人にダメな所は見せたくないし、自身としても向上したいじゃん。
でも今は映像で簡単に自分でチェック出来るから、やはりそういう点をも含めての、時代の変化。
で、エディに話を戻すと、彼は完璧な演奏者とは言えなかったと個人的には思う。自分が視聴した映像や音源ではかなり頻繁に音を外していたし、そもそもがギターは不安定な楽器なので、音程を気にしていたら演奏が小さくなる。
かなり昔のインタビューで、リッチー・ブラックモアはエディの事を、ジミヘン以来の革命を起こしたと語っていたけど、
ジミ・ヘンドリックスだって音程の正確さを気にしていたとは到底見えない。
エディ曰く、ジミヘンは派手過ぎて、自分はジミヘンよりもクラプトンが好きだ、と話していた通り、
「ギターの神様」ことエリック・クラプトンは音程に気を使っている気はするけど。
エディは正確な演奏者ではなかった。
ただ、「自由」であった、というのが、自分がエディに持つギタリストとしてのイメージです。
エディ生前最後のステージの映像との事で、Yahoo記事からです。
RIP
これは1978年にブラックサバスの前座を務めていた頃のライブ映像。
ブートレッグではあるけど、伊藤政則さんが今回のエディの訃報に寄せられたリスナーからのメールを読み、ツェッペリンの「エディ、これを聴け」という、マニアには定番という事だけど、
まさにブートレッグでは有名な音源の名前を紹介してたし(政則さん曰く、このエディとはヴァンヘイレンではなく、ツェッペリンのエンジニアのエディ・クレイマーではないかと言う説を話されてました)
この動画のリンクはuuum所属のユーチューバーさんの動画からだし、この際良いと判断しました。
ギターソロの「イラプション」は、サミー期にはその前にバラッドぽい小曲を挟んだり、アレンジはあるけど、生涯に渡って弾き続けたのだな…
あと、ヴァンヘイレンのライブとしては珍しく、初期にはマイケル・アンソニーのベースの音が大きくきちんと聞こえる事も気付いた点。
そのマイキーは、グレン・フューズの様にも見えたり。
元ジュディマリのギタリスト、TAKUYA氏のチャンネル動画も表示されたけど、自分と同学年らしい。
自分はテレビとトランジスタラジオで(ラジカセは中学生の頃は持ってなかった)
「流れた時に観て聴いて覚える」感じだったので、勿論エレキギターなぞ触った事すらなく。
羨ましいとは思うけど、もう過ぎた事。
若い頃に喧嘩やらなんやら殴り合いやらなんやら経験したけど、「物」は全くと言える程買ってもらおうとしていなかったので、
初のギターは演劇学校入る時期に、知り合った人から貰ったギターが最初です。
満たされなかった物欲を、今になって物を買い込む癖になってしまったようで…
色々とチグハグですが、エディはチューニングも独自のやり方をしていたのだなあと、この動画で知りました。
ギター(に限らずですが)楽器は自由でいいと思うし、エレキギターは特に、開発されてからの期間が短いので、「正解はない」楽器だと思うし、初めてMTVで観た時に、そう感じさせてくれたのが、エディ・ヴァン・ヘイレンでした。
10/17
Instagram開いたら、80年代のヘアーメタル方面をフューチャーしているアカウントに、日本のバンド「ラウドネス」が取り上げられていた。
ギターで樋口さん亡き後のリーダーの高崎晃さんは(自伝も勿論読みました)エディの訃報にかなりショックを受けた方。同時代に活躍したし、両手タッピングが高崎さんのトレードマークでもあったので。
ただ、ディープ・パープルとレッドツェッペリンだと、自分はパープルにハマっていた時期もあるけど、デヴィッド・カバーデイルとグレン・フューズがいた時期が好きなので、
ツェッペリン派なのです。
リッチーでいうと、パープルよりもレインボーの方が好きです。
サミーの自伝に書かれてあったのは、85年頃からと、2004年のヴァンヘイガーの(サミー期を称する時によく使われる呼称。元々ヴァン・ヘイガーというバンド名にするという話があった事に由来するのだと思います)
時に比べて、かなり見た目も体調も経済的にも良好に見えるエディを撮影している現場の動画。
晩年のプレスリーが掛けていたサングラスは、その頃のプレスリーに似てふくよかになっているので似合う。
日本語字幕付きで三分程で、本当に初期の頃のエディ、そしてヴァンヘイレンの、特にギター奏法ではなく、使用していたギターについて。
ヴァンヘイレンとクワイエットライオットはライバル関係にあったという事で、
伊藤政則さんのラジオ番組で、ランディ・ローズがエディについて言及していたというのは、そういう事からかー!と納得いった動画。
2013年の東京ドーム公演を観ていたら、途中でインパクト大!!
な映像が流れて会場が笑い声に包まれていた。
この時期のライブは動画も撮影OKだったそうで、YouTubeにもブートレッグDVDも多く出回ってるそうで、
「外人任侠伝」という、一時期日本に住んでいたデイヴが、友人で元大関、現在タレントの小錦を誘って東映やくざ映画とセーラームーン(笑)へのオマージュを込めた怪作自主映画を撮っていて、
それが丸々スクリーンに流されていました。
エディ目当てに未見だったツアーの映像を観ていたのだけど、その映画のインパクト強すぎ!!
10/8に行われたサミー・ヘイガー&ザ・サークルによるバースデーバッシュ・ライブから、エディに捧げられた「Right Now」の演奏。
10/13がサミーの誕生日なので、毎年バースデーバッシュライブを行っていて、AXIS TVにて放送されているけど、これは観客が撮影して10/9に投稿された映像。(海外のアーティストは撮影OKが普通です)
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